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メキシコ打線封じた侍の“頭脳”会沢を救った指揮官の“言葉”

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 侍ジャパンは13日、「プレミア12」スーパーラウンドの第3戦・メキシコ戦に3-1で勝利。4投手による1安打リレーでメキシコ打線を封じた。

 投手陣をリードした会沢翼(広島)は、「相手のデータもそれなり入ってるなかで、試合プランは練って入った」と、情報戦で優位に立っていたことを明かした。結果的にこの“プラン”がハマり、先発・今永昇太は序盤3イニングをパーフェクトピッチング。守りから攻撃の流れを呼び込んだ。

 しかし4回、今永が先頭・ジョーンズに初球のカットボールを捉えられ、ソロホームランを被弾。侍ジャパンがこの試合初めて無得点に抑えられた直後の一発に、東京ドームは一瞬静まり返ったが、「ベンチに戻ってきたときに、監督から『簡単には抑えられないよ』と言葉をいただいて楽になった」と、稲葉監督の言葉に救われたことを明かした。

 侍ジャパンの首脳陣が口を揃えるのは「積極的な姿勢」を忘れないこと。打たれるのを恐れて四球を与えるくらいなら、しっかりと攻めきるということだ。指揮官も「その結果、打たれるのは仕方がない」と話し、東京ドームでの一発は「想定内」と語っていた。

 終わってみれば、会沢がリードした投手陣が許したヒットはこの一発だけ。今永が6回8奪三振1失点、終盤3イニングは甲斐野央、山本由伸、山崎康晃の必勝リレーで計7奪三振と、メキシコ打線を完全に圧倒した。

 会沢は試合後、最小失点で切り抜けられた要因についての質問を受けると、「まだ試合が続くので、こういったことについてのコメントは避けさせていただきます」と、16日の韓国戦、そして順位決定戦を見据えて多くを語ることはなかった。侍の投手陣を率いる男の視線は、すでに“世界一”に向いている。
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