サイ・ヤング賞を受賞したアストロズのバーランダー(上)とメッツのデグロム(下)

◆ それぞれ2度目の受賞

 メジャーリーグにおける投手最高の栄誉『サイ・ヤング賞』の受賞者が現地時間13日(日本時間14日)に発表され、アメリカン・リーグはアストロズのジャスティン・バーランダー投手(36)が、ナショナル・リーグはメッツのジェイコブ・デグロム投手(31)が、それぞれ2度目の受賞を果たした。

 バーランダーは2011年以来8年ぶり2度目の受賞。来年2月には37歳となるベテラン右腕は今季、両リーグ最多となる21勝(6敗)を挙げ、リーグ2位の防御率2.58をマーク。自己最多の300奪三振を記録し、9月1日のブルージェイズ戦では、自身3回目のノーヒットノーランも達成した。

 バーランダーは2011年のサイ・ヤング賞以降、過去3度も2位(2012年,2016年,2018年)を経験。悲願の再受賞となった。また、20勝、防御率2.50、326奪三振を記録したチームメイトのゲリット・コール投手(29)が12ポイント差で2位に。同一チームによるワンツーフィニッシュは、今回を含めて過去に5度しかない。

 一方のデグロムは、昨年に続いて2年連続2度目の受賞。2年連続の受賞は過去11人のみの偉業だが、今季の勝利数は11勝(8敗)で、昨季は10勝での同賞受賞だった。それでも、防御率1.70をマークした昨季に続いて、今季もリーグ2位の防御率2.43と、抜群の安定感を示した。

 なお、『サイ・ヤング賞』の2年連続受賞は2013年~2014年のクレイトン・カーショー(ドジャース)以来で史上10人目。また、通算3度目の受賞も史上10人目の快挙となった。

▼ ア・リーグ投票結果
1) J.バーランダー(HOU)171pt=1st 17票/2nd 13票
2) G.コール(HOU)—– 159pt=1st 13票/2nd 17票
3) C.モートン(TB)—– 75pt=3rd 18票/4th 10票/5th:1票
4) S.ビーバー(CLE)—- 64pt=3rd 11票/4th 13票/5th 5票
5) L.リン(TEX)——– 18pt=4th 3票/5th 12票

▼ ナ・リーグ投票結果
1) J.デグロム(NYM)– 207pt:1st 29票/2nd 1票
2) R.ヒョンジン(LAD)- 88pt:1st 1票/2nd 10票/3rd:8票/4th:7票/5th:3票
3) M.シャーザー(WSH)- 72pt:2nd 8票/3rd 8票/4th:6票/5th:4票
4) J.フラハーティ(STL)69pt:2nd 5票/3rd 11票/4th 6票/5th 4票
5) S.トラスバーグ(WSH)53pt:2nd 6票/3rd 1票/4th 9票/5th 8票

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ベースボールキング編集部

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