韓国先発イ・ヨンチャンを3回途中でKO
野球日本代表「侍ジャパン」は16日、『第2回 WBSC プレミア12』のスーパーラウンド第4戦(東京ドーム)で韓国代表と対戦。同点の3回に怒涛の6連打が飛び出し、一気に6点を勝ち越した。
侍ジャパンは2回裏、9番・菊池涼(広島)の左前適時打で先制。しかし直後の3回表、先発・岸(楽天)がソロ本塁打を浴び同点に追いつかれた。
それでも1-1で迎えた3回裏、先頭の2番・坂本勇(巨人)が左越え二塁打で出塁すると、続く丸(巨人)は絶妙なバント安打を決め無死一、三塁。ここで今大会好調な4番・鈴木(広島)が、勝ち越しとなる適時打をしぶとく中前へ運んだ。5番・浅村も左前適時打で続き3点目。さらに、6番・吉田正(オリックス)の右前打で無死満塁とし、韓国の先発左腕イ・スンホをノックアウトした。
代わったイ・ヨンチャンに対し、7番・松田宣(ソフトバンク)が押し出し四球を選び4点目。8番・会沢(広島)は中前適時打を放ち、これで2番・坂本勇から四球を挟み怒涛の6連打とした。
続く菊池涼は遊ゴロに倒れたものの、その間に三走・吉田正が生還し6点目。なおも一死二、三塁とし、1番・山田哲(ヤクルト)の左犠飛で7-1とした。
侍ジャパンは3回だけで打者10人を送り込む猛攻。小技を絡めながら6安打を集中させ、一挙6点のビッグイニングとした。