韓国打線「乗せると繋がる」
侍ジャパンは16日、「プレミア12」スーパーラウンド最終戦・韓国戦に10-8で勝利。決勝戦で対戦する宿敵を相手に打ち勝ち、スーパーラウンド1位通過でファイナルを戦う。
17日の決勝に先発する山口俊は試合後、「非常に力強い打線。乗せると繋がる印象がある」と、両軍合わせて26安打、18得点の乱打戦を演じた韓国の打線を警戒。「自分は先発だけど、長いイニングというのは頭から外して、一人ひとり、1イニング1イニングをしっかり投げたい。後ろにもいい投手が控えてる。いい形でつなげるように頑張る」と、意気込みを語った。
また、「(雰囲気は)独特だなと感じた。来てくれてる人たちも特別な思いがあると思う」と語り、登板前日に日韓戦ならではの雰囲気を肌で感じた様子。
今大会は開幕戦のベネズエラ戦(4回1失点)、11日のオーストラリア戦(4回2失点)に登板し、これでチーム最多となる3試合目の先発。中5日で上る決勝のマウンドへ向けて、「状態は悪くないし、ここまで来たら結果。結果を追い求めてやりたい。勝つだけ。現時点で出せるものを出し切りたい」と、引き締まった表情で球場を後にした。