ニュース 2019.11.18. 06:45

来夏のリベンジを誓う韓国「東京五輪で日本に勝つために」

無断転載禁止
今回の韓国代表を率いたキム・ギョンムン監督

悔しさを滲ませた指揮官


 『第2回 WBSC プレミア12』の決勝戦が17日に行われ、大会連覇を目指した韓国代表は侍ジャパンに3-5で敗戦。初回に奪った3点のリードを守り切れず、2回以降は日本の投手陣の前に沈黙、得点を奪うことはできなかった。

 試合後、会見場に姿を見せた韓国代表のキム・ギョンムン監督は「まずは日本におめでとうと言いたい」と日本を祝福。一方、準優勝という結果に終わったことについては「準優勝をうれしく思うチームはいないと思う。1カ月間、選手たちはよく頑張ってくれた」「負けたことは監督の責任。それについて何か言うことはない」と悔しさをにじませた。

 それでも「若手の成長を見ることができた」と収穫も口にし、「きょう負けたことは忘れて来年の8月、五輪に向けて勝てるようにしっかり準備したい」と来夏の東京五輪を見据え、「新しいチームを編成する必要がある」と続けた。

 また、決勝戦で2ランを放つなど活躍したキム・ハソン選手は「日本と韓国に大きな差はないと思う。日本には素晴らしい選手がたくさんいるが、韓国にも素晴らしい選手は多い」と語り、「東京五輪では僕らが勝てると思う。きょうの悔しさを胸に、東京五輪で日本に勝つためにベストを尽くしていきたい」と、五輪での雪辱を誓った。
ポスト シェア 送る

もっと読む

  • ALL
  • De
  • 西