巨人の山口俊が18日、ポスティングシステムを利用してメジャーに挑戦することを表明した。

　原辰徳監督は「昨年より監督に就任し、山口菅野の両輪を柱として戦おうと2019年が始まった。常に前向きで一歩も引くことなく闘う姿勢は頼もしかった。夏頃に来季も戦力として欠かせないと話したが、夢や挑戦は立ち入ることのできない場所。挑戦することを私も応援するということ」と山口にエールを送った。

　山口は「僕自身もシーズン終了までは、ジャイアンツの優勝と日本一に向けプレーしてきた。日本シリーズ終了後に改めて監督と話をし、熱い言葉ももらったし心揺らぐところはあったが、この先の野球人生を考えて夢や挑戦をまだまだやって行きたいという思いが勝った」とメジャーへの想いを口にした。

　また、原監督は山口について「少々ヒヤヒヤすることはあっても、1点や2点で抑えられる。粘り強く戦う投手であるということは伝えたいですね。」とメジャーの球団へアドバイス？を送っていた。

　山口は16年オフにFA権を行使して、巨人へ移籍。1年目は1勝に終わったが、2年目の昨季が9勝、今季は15勝、188奪三振、勝率.789で投手三冠に輝くなど、5年ぶりのリーグ制覇に大きく貢献した。

（ニッポン放送ショウアップナイター）