先輩が続々と大物っぷり暴露
ヤクルトのファン感謝イベント「ファン感謝DAY 2019」が24日に神宮球場で開催され、グラウンド上の特設ステージではチームのムードメーカー・上田剛史によるトークショー「つよしの部屋」が行われた。
“本家”の黒柳徹子さんをほうふつとさせる姿で登場した上田は、今季大ブレイクを果たした村上宗隆をゲストに迎えてトークを展開。「ここまでホームラン打つとは思わなかったし、ここまでエラーするとも思わなかったですけど、19歳にして素晴らしい成績。素晴らしい1年間だったんじゃないかと思います」と、チームの顔になりつつある19歳の今季を振り返った。
その後は、チームメイトから寄せられた村上の大物っぷり(?)を暴くビデオメッセージが続々と大型ビジョンに流され、「先輩の車で気持ちよさそうに寝る」「自分が19歳のときとは比べ物にならないようなブランドモノを身に着けている」など、グラウンド外の素顔が明かされた。それでも「ちゃんと許可をとって寝てます」と答えるなど、本人はブレずに終始ニコニコ。
上田からは「焼肉食って、カレー食って、ステーキ食って、締めにラーメン」と衝撃の大食いエピソード、途中からアシスタントとして壇上に上がった青木宣親からは「敬語が使えない。学んでる途中なんですよ」と、目の前で指摘を受ける一幕もあった。
来季の活躍は“キス"次第?
今年が高卒2年目ながら、山田哲人に次ぐチーム2位の96打点をマーク。「高卒2年目以内のシーズン最多本塁打日本記録」に並ぶなど、大きな飛躍を遂げた1年だった。
ともに自主トレも行う大先輩の青木は「来年は絶対にマークが厳しくなる。僕が気にしてるのはデッドボールが多くなるんじゃないかと」という心配も挙げながら、「そうなっても打たなきゃいけない。今年くらい打ってくれたら十分だと思う。それも成長」と、さらなる進化に期待を寄せる。
また、“チーム青木”の一員でもある上田からは、「25本目くらいからは僕がチューしたらホームラン打つっていうジンクスがあって、25~36は僕のおかげ。実質25本なんですよ。来季は45本、どうでしょう?」と向けられると、村上は「それはツヨシさんの唇にかかってると思います」とにっこり。
ステージでも存在感たっぷりの大物は、来季どのような活躍を見せてくれるのか。“上田とのキス”にも注目しながら、来季を楽しみに待ちたい。