自身の公式サイトで詳細を語る
ソフトバンクからFA権の行使を宣言していた福田秀平選手は26日、自身のオフィシャル後援会のホームページで「2020シーズンから千葉ロッテマリーンズでプレーすることを決めました」と発表した。
『福田秀平選手よりみなさんへ』というタイトルで更新されたブログによると、まずは古巣・ソフトバンクへの感謝を綴りながら、FA宣言した経緯については「客観的に自分がプロ野球選手として、どのような位置にいて、どう評価されているのかを純粋に知った上で、自分を必要としてくださる球団で来シーズン以降プレーしたかったから」と説明。
ソフトバンクを含めた複数球団から猛烈なオファーを受けたなか、ロッテを選んだ決め手については、高校時代から注目してくれていた「松本球団本部長」や、プロ入り後の苦しい時期を支えてくれた「鳥越ヘッド」の存在を挙げ、「井口監督からも具体的な今後のチームの展望や自分の特性や評価等をお伝えいただき、チャレンジしたいという気持ちが芽生えていきました」と決断に至るまでの経緯を細かく語っている。
「最後まで大好きな福岡という街、プロ野球選手として育てていただいたホークスを離れることについては迷いに迷っていましたが、プロ野球選手として、また引退後の長い人生をトータルで考えた時に新しい環境に身を置き努力することで、より一層の自分の成長が期待できるのではないかと思い、決断しました」と福田。
悩みに悩みぬいた末、プロ13年目・30歳の秋に下した大きな決断。ソフトバンクではスーパーサブ的な役割が大きかったが、ロッテではどんな役割を任され、そしてどんな地位を築いていくのか。福田秀平の新天地での再スタートから目が離せない。