ドラフト会議前夜に貧血で病院へ…
西武の辻発彦監督(61)が30日、埼玉県所沢市の西武園ゆうえんちで開かれたファン感謝イベントに参加し、自身の健康状態について話した。
辻監督は25日に参加したトークイベントで、今年のドラフト会議(10月17日)前夜に、貧血で倒れたことを自らカミングアウト。救急車で宿泊ホテル近隣の病院に運ばれ、点滴を打ってホテルに戻ったと説明した。
この日のファン感謝イベントで、心配をかけたことを陳謝。「数人の方に『監督、大丈夫ですか?』という言葉をいただきました。ドラフトの前日に私が倒れたという報道が流れたからだとは思いますけど(笑)。毎シーズン戦ってきて、おそらく心労もあったのでしょう。私は楽しくシーズンを送ることができましたけど、心の中では疲れていたのかなと思うこともありました。すぐに健康診断に行き、何の異常もなかったので、来シーズンも指揮をとれると思います」と笑顔で話した。
ファンの声援にも改めて感謝。「今年のファン感謝デー、いつもと異なり西武園ゆうえんち、ということですけど、昨年までよりたくさんの方と触れ合うことができて、私も楽しめました。皆さんとハイタッチするときに『ありがとう』『優勝おめでとう』という言葉をいただいて、今年も勝ったんだなと、そういう気になりました。来シーズンは3連覇、そして、その先の舞台に進めるように頑張りますので、また熱い声援をよろしくお願いいたします」と話した。