強心臓の19歳がオフも好リリーフ
西武は30日、球団史上初めて西武遊園地でファン感謝イベント『LIONS THANKS FESTA 2019』を開催。特設ステージではトークイベント『山川穂高 produce ライオンズ マル秘ランキング』が開かれ、山川が「普段一緒にいるメンバー」だという森友哉、佐藤龍世、山田遥楓の4名が集結。岡田雅利をMCアシスタントに迎えてトークを繰り広げた。
選手アンケートによる様々な項目のナンバーワンが発表されていくなか、『「どすこい(山川)」「ベイビーシャーク(森)」「アップルパンチ(外崎)」「あざーっす(ニール)」の次にバズるネタを生み出しそうな選手は誰?』というアンケートで平良海馬投手が挙がると、山川が「平良っすか、無理でしょ」と話した瞬間、裏手にいた平良が颯爽と登場。何も知らずに檀上に上げられた平良だったが、岡田が「1回やってみればいいんじゃないですかね」と無茶ぶり。
すると躊躇することなく、自ら「3・2・1」と音頭をとり、「熱男-!」のように拳を下から突き上げながら力強く、沖縄の方言で「ハイサイ!」と一言。意味は「やあ。こんにちは」といった軽い挨拶だが、その勢いに会場は大きな盛り上がりを見せた。岡田は「何かパクッてるものない?」、メインMCを務めたあさりどの堀口文宏さんも「なんか福岡の匂いが」と語ったが、沖縄県石垣市出身の平良による新パフォーマンス?が爆誕した瞬間だった。
今年7月に一軍デビューを飾り、8月下旬からは不安定だったリリーフ陣の中で勝ちパターンの一角も担うなど、最速158キロのストレートを武器に西武救援陣の救世主として活躍した高卒2年目20歳の平良が、オフシーズンもマウンドで見せるような強心臓ぶり見せて躍動した。来季はお立ち台で新パフォーマンス披露となるのか、楽しみだ。