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苦しい投球が続いた巨人・菅野智之 解説陣はどう見た?

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5月15日の阪神戦、2回に追加点を許した菅野(中央)のもとに集まる巨人ナイン=東京ドーム(C)KYODO NEWS
 巨人・菅野智之は昨季、最優秀防御率、最多勝利、最多奪三振の投手三冠、2年連続の沢村賞を受賞し、クライマックス・シリーズではノーヒットノーランを達成するなど、絶対的な“エース”として君臨した。今季も投手陣を引っ張っていくと思われたが、腰痛で離脱するなど、2桁11勝を挙げたものの、規定投球回には届かず、防御率も3.89と苦しいシーズンとなった。

 ショウアップナイター解説陣は今季の菅野をどう見たのだろうか。江本孟紀氏は、菅野の被本塁打の多さを指摘した。昨季は202イニングを投げて14被本塁打だったが、今季は136回1/3を投げて20被本塁打。8月30日に放送された中継で江本氏は「ピッチングのうまさがある。いろんなことでカバーしてやってきたのですが、基本的にホームランを打たれている最大の原因は、スライダーのすっぽ抜けです。スライダーが得意なピッチャーだったんですけど、キレがいいときに比べたら抜けている。去年に比べたら前半から体のキレが悪いというのがありました。まっすぐも全盛期に比べたら、ボールのスピードがない」と説明した。

 5月15日の阪神戦では、5回2/3を投げて自己ワーストとなる10失点。この日解説を務めた山本昌氏は「初回にパッと見て、今日は球が走っていないなと思うぐらい初球から重かった。立ち上がりは緊張感があるので、重いときがある。それが回を追うごとに良くなることもあるけれど、今日は良くなる兆候は一瞬でしたね」と振り返った。

 ただ、悪い時ばかりではなかった。7月2日の中日戦では、9回を6安打に抑え、完封勝利を挙げた。この日の投球に井端弘和氏は「9回でも十分高めのストレートで抑えることができましたし、今までだったら最後の当たり(ライトフライ)もスタンドインという可能性もあるようなところに投げたと思うんですけど、それでもフェンス手前で失速させるだけのストレートになってきた」(同日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人-中日』)と褒めた。

 来季は今季投手三冠に輝いた山口俊が、ポスティングシステムを利用してメジャー挑戦を表明しており、菅野には昨季までのような働きが求められる。オフはしっかりと体をケアして、来季は投手陣を引っ張って欲しいところだ。

(ニッポン放送ショウアップナイター)
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