トークイベントに参加した吉田正尚(左)と岡本和真(右)

◆ 悔しいシーズン

 オリックス・吉田正尚と巨人・岡本和真が18日、都内で『UNDER ARMOUR BASEBALL FESTA 2019』に参加。プライベートでも親交があるという2人が抽選で選ばれた約40人のファンの前でトークショーを繰り広げた。

 今季は共に2年連続全試合出場を果たし、吉田は3年連続3割超え、岡本は2年連続30本塁打超と充実のシーズンを過ごした。

 しかし吉田は「チームとしては最下位だったのでそこが一番悔しい。個人としても森くんにタイトル争いで負けてしまった」と、この1年を振り返った。一方の岡本も「最後負けたイメージのほうが強い」と、リーグ優勝以上にソフトバンクに4連敗を喫した日本シリーズの印象が強かったようで、悔しいシーズンだったことを強調した。

 来季の目標を問われると、岡本は悩みながらも『日本一・全試合スタメン』と宣言。今季は全試合に出場したものの、自打球の影響もあり7月6日・DeNA戦で自身2年ぶりのスタメン落ち。「打順は何番でも良いんですけど、試合に出られないというのはむちゃくちゃ嫌だった。来年は全試合スタメンで頑張りたい」と“全試合スタメン”への思いを語った。

 対する吉田は『タイトル・一番』とし、「個人としてもチームとしても。2位でも評価はされますけどやっぱり“一番”に。来年もう一度チャレンジしていきたい」と今季届かなかったタイトルへの強い思いを口にした。これには岡本も「来年はタイトルをとって欲しい。打率、ホームラン、打点、どれかじゃなくて三冠王をとって欲しい」と先輩へ特大のエールを送った。

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