GG賞2度&球宴メンバーにも4度選出
2019年シーズンはパドレスでプレーしたイアン・キンズラー内野手(37)が20日(日本時間21日)、今季限りで現役を退くことを発表した。今後はパドレスに残り、編成部門のアドバイザーを務める。
キンズラーは2006年にレンジャーズでメジャーデビュー。同年、正二塁手として打率.286、14本塁打、55打点、OPS.801の好成績を残し、輝かしいキャリアをスタートさせた。09年と11年には、シーズン30本塁打と30盗塁超えを同時に達成する「30-30」を記録。メジャー通算1888試合に出場し、1999安打、257本塁打、909打点、243盗塁をマークした。
守備でもゴールドグラブ(GG)賞を2度受賞し、オールスターには4度選出。14年以降はタイガース、レッドソックス、エンゼルス、パドレスを渡り歩き、レンジャーズ時代はダルビッシュ有、エンゼルス時代は大谷翔平とともにプレーした。
今季加入したパドレスでは87試合の出場にとどまり、打率.217、9本塁打、22打点、OPS.646と低迷。8月以降は頸椎椎間板ヘルニアに苦しみ、この故障が引退を決断する要因になったという。