Wソックスは7年連続負け越し中…再建へ本腰
ブレーブスからFAになっていたダラス・カイケル投手(31)が21日(日本時間22日)、ホワイトソックスと3年5550万ドル(約60億7000万円)+4年目のオプション付きで合意したと米メディアが伝えた。
カイケルは2012年にアストロズでメジャーデビュー。15年に20勝8敗、防御率2.48の好成績でサイ・ヤング(CY)賞を初受賞した。16年以降もアストロズの先発ローテーションの軸として活躍し、17年のワールドシリーズ制覇にも貢献。今季はFA市場の停滞の影響を受け6月にブレーブスと契約し、8勝8敗、防御率3.75の成績を残した。
通算84勝(71敗)を誇り、オールスターにも2度選出。ポストシーズンの経験も豊富で、通算12登板(11先発)で4勝2敗、防御率3.47を記録している。
ホワイトソックスは今季、72勝89敗でア・リーグ中地区3位。13年から7シーズン連続負け越し中だが、今オフはすでに、通算130勝のジオ・ゴンザレス投手、通算141本塁打のヤスマニー・グランダル捕手を獲得するなど、チーム再建へ積極的な姿勢を見せている。