内部異動でスカウトへ
オリックスは26日、2020年度の役員・職員人事を発表。2008年北京オリンピックで金メダルを獲得したソフトボール元日本代表・乾絵美氏が、「アマチュアスカウトグループ」に配属されることになった。
乾氏は1983年生まれの36歳。2004年アテネ五輪(銅メダル)、2008年北京五輪(金メダル)と、捕手として2大会連続でメダル獲得に貢献し、引退後の2010年からオリックスの球団職員としてベースボールアカデミーの少年少女を指導してきた。
今回は球団内部での異動となるが、球界全体で見ても“女性スカウト”、“他競技からの転身”は異例。2020年1月1日付で「事業運営部コミュニティグループ」から「編成部アマチュアスカウトグループ」に配置転換され、ドラフト会議で指名する未来のプロ野球選手を見極めることになる。