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功労者退団も…新時代を見据えた補強 ヤクルト・2019年内の「IN/OUT」まとめ

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ヤクルト・高津監督と2020年度の新入団選手たち

助っ人たちが退団


 2018年の2位躍進から一転、今季は2年ぶりの最下位に終わったヤクルト。“96敗”に及ばないにしても、5位・中日と9ゲーム差をつけられての惨敗だった。

 そんなチームに今オフは「選手退団」の知らせが続いた。毎年オフになると契約が注目されていたバレンティンが、ついに契約がまとまらずにソフトバンクに移籍(※自由契約を経て契約)。さらに2017年、2018年と150イニング以上を投げて投手陣を支えたブキャナン、今季68試合に登板したブルペンの働き屋・ハフも退団が決定。苦しい戦いのなかで頼ってきた外国人選手がチームを去ることになった。

 それでも今オフの加入選手を見れば、チームにとってはベテランと助っ人に傾いたチームバランスを整える変革のチャンスが到来したと言っていい。

 野手では固定できなかった三遊間候補としてMLBゴールドグラバー・エスコバーを獲得。さらにリーダーシップに定評のあるベテラン捕手・嶋基宏(元楽天)も迎えた。実績がある彼らには個人成績のみならず、伸び悩んでいる若手選手への刺激と化学反応を期待したいところ。

 チームの課題に挙げられていた投手陣では、即戦力候補から数年後の主力候補までまんべんなく獲得。ドラフトでは世代最高の完成度を誇る奥川恭伸に加え、即戦力での活躍が期待される大卒投手を3人指名し、高津監督も「狙い通り」と手応えを口にする。さらに前オリオールズの右腕・ガブリエル・イノーア(26)と契約合意に達し、自由契約となっていた今野龍太(24・前楽天)、長谷川宙輝(21・前ソフトバンク)といった左右の若手も迎えた。

 シーズン最下位に終わり主砲も抜けたが、外野では塩見、中山ら期待されている若手も多数いる。このオフはほぼ狙い通りといっていい補強を進めたヤクルト。高津新監督のもと前向きな世代交代を推し進められれば、来季のAクラス、その先には黄金時代の到来も見えてくるかもしれない。


2019年内のIN/OUTまとめ


【IN】

▼ 補強
<投手>
今野龍太
長谷川宙輝
ガブリエル・イノーア

<捕手>
嶋 基宏

<内野手>
アルシデス・エスコバー

▼ ドラフト
<投手>
奥川恭伸(1位/星稜高)
吉田大喜(2位/日本体育大)
杉山晃基(3位/創価大)
大西広樹(4位/大阪商業大)

<内野手>
長岡秀樹(5位/八千代松陰高)
武岡龍世(6位/八戸学院光星高)


【OUT】

▼ 現役引退
館山昌平
寺原隼人
畠山和洋
三輪正義

▼ 自由契約
<投手>
デービッド・ブキャナン
村中恭兵 ⇒ オーストラリアへ
岩橋慶侍 ⇒ 現役引退
デーブ・ハフ
屋宜照悟 ⇒ 現役引退
沼田拓巳 ⇒ 琉球へ

<捕手>
山川晃司 ⇒ 独立リーグへ

<内野手>
大引啓次 ⇒ 現役引退

<外野手>
ウラディミール・バレンティン ⇒ ソフトバンクへ
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