巨人・山本泰寛はプロ4年目の今季、自己最多の92試合に出場した。
開幕一軍を掴むも、1試合も出場することなく二軍落ち。それでも開幕から二塁のレギュラーで出場していた吉川尚輝の故障で、再昇格を果たすと、二塁のスタメンで出場し打撃でアピール。
4月27日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人-DeNA戦』で解説を務めた江本孟紀氏は「山本は出始めてからいいところで打っている。スイングとか見ていると、必死ですよ。大したもんですよ」と評価すれば、川相昌弘氏も「もともとパンチ力があったんですが、確率が悪いかなという印象があった。強引にただ振り回すだけでなくて、センター中心に確率を求めて打ち返せてきたなという印象がありますね」(4月16日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人-広島戦』)と昨年のシーズン半ばから攻守に成長を感じたようだ。
4月を終えた段階で打率.345をマークし、吉川尚からレギュラーを奪う勢いを感じた。しかし、好調は長くは続かず5月が月間打率.243、6月が月間打率.176と下がり、2年目の若林晃弘にスタメンを譲る試合が多くなった。8月下旬に二軍落ちし、9月16日に再昇格を果たすと、9月は月間打率.294と復調したが、シーズンの打率は.232だった。
ひとつのミスが命取りとなる短期決戦では、日本シリーズで守備で手痛いミスを犯すということもあった。ソフトバンクとの日本シリーズ第4戦、守備から途中出場した山本は、2-3の7回一死一、二塁から長谷川勇也が放ったセカンドへのゴロを処理し、二塁へ送球するもボールがうまく握れず悪送球。二塁走者の生還を許してしまった。
この悪送球に『ニッポン放送ショウアップナイター 日本シリーズ第4戦 巨人-ソフトバンク』で解説を務めた田尾安志氏は、「考えられないというところで、エラーがでちゃいますよね。結局、焦り以外何ものでもないですね。今のは普通にきっちりとショートに投げて、アウトにできるタイミング。焦る必要はなかったでしょうね。ゲッツーできたと思います」と苦言を呈した。
プロ5年目となる来季、年齢で言えば27歳のシーズンにあたる。来季は短期間だけでなく、コンスタントに存在感を示したいところだ。
(ニッポン放送ショウアップナイター)
開幕一軍を掴むも、1試合も出場することなく二軍落ち。それでも開幕から二塁のレギュラーで出場していた吉川尚輝の故障で、再昇格を果たすと、二塁のスタメンで出場し打撃でアピール。
4月27日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人-DeNA戦』で解説を務めた江本孟紀氏は「山本は出始めてからいいところで打っている。スイングとか見ていると、必死ですよ。大したもんですよ」と評価すれば、川相昌弘氏も「もともとパンチ力があったんですが、確率が悪いかなという印象があった。強引にただ振り回すだけでなくて、センター中心に確率を求めて打ち返せてきたなという印象がありますね」(4月16日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人-広島戦』)と昨年のシーズン半ばから攻守に成長を感じたようだ。
4月を終えた段階で打率.345をマークし、吉川尚からレギュラーを奪う勢いを感じた。しかし、好調は長くは続かず5月が月間打率.243、6月が月間打率.176と下がり、2年目の若林晃弘にスタメンを譲る試合が多くなった。8月下旬に二軍落ちし、9月16日に再昇格を果たすと、9月は月間打率.294と復調したが、シーズンの打率は.232だった。
ひとつのミスが命取りとなる短期決戦では、日本シリーズで守備で手痛いミスを犯すということもあった。ソフトバンクとの日本シリーズ第4戦、守備から途中出場した山本は、2-3の7回一死一、二塁から長谷川勇也が放ったセカンドへのゴロを処理し、二塁へ送球するもボールがうまく握れず悪送球。二塁走者の生還を許してしまった。
この悪送球に『ニッポン放送ショウアップナイター 日本シリーズ第4戦 巨人-ソフトバンク』で解説を務めた田尾安志氏は、「考えられないというところで、エラーがでちゃいますよね。結局、焦り以外何ものでもないですね。今のは普通にきっちりとショートに投げて、アウトにできるタイミング。焦る必要はなかったでしょうね。ゲッツーできたと思います」と苦言を呈した。
プロ5年目となる来季、年齢で言えば27歳のシーズンにあたる。来季は短期間だけでなく、コンスタントに存在感を示したいところだ。
(ニッポン放送ショウアップナイター)