故障が少なく、10年連続133安打以上
昨季のワールドシリーズを制したナショナルズが、マーリンズからFAとなったスターリン・カストロ内野手(29)と、2年総額1200万ドル(13億2000万円)で合意したとMLB公式サイトが報じた。
ドミニカ共和国出身のカストロは、2010年にカブスでメジャーデビュー。翌11年は158試合に出場し打率.307、10本塁打、66打点をマーク。オールスターメンバーにも初選出された。16年からはヤンキースの正二塁手として2年間プレー。17年オフにトレードでマーリンズへ移籍し、昨季は全162試合に出場し、打率.270、22本塁打、86打点を記録した。
故障が少ない選手で、メジャーデビューから10シーズン連続で112試合以上に出場。10年連続で133安打以上を放ち、打率.280、133本塁打、636打点の通算成績を残している。
ナショナルズは今オフ、正三塁手としてワールドシリーズ初制覇に貢献したアンソニー・レンドン内野手が、7年総額2億4500万ドル(約268億円)の大型契約でエンゼルスへ移籍。その後釜としてブレーブスからFAになっているジョシュ・ドナルドソン内野手の獲得を目指しているが、これが不発に終われば、ユーティリティ性の高いカストロを三塁で起用するプランも考えられる。