1日に放送された『開局65周年記念 スポーツスペシャル〜エール 2020年の自分へ〜』に出演した王貞治氏が、東京五輪で3大会ぶりに復活する野球競技について語った。

　王氏は「日本で開催ですから、日本の野球が強いんだぞというところを世界中の人に見てもらいたい。野球というのは、子供がやっても楽しい。世界的なスポーツといえないので、東京五輪で野球を面白いなと感じてもらえる人が一人でも多く出てもらえればと思っています」とプレーする選手たちに野球の面白さ、日本野球の強さを伝えて欲しいと願っている。

　ただ、2024年のパリ大会は実施されない見通しで、2028年のロサンゼルス大会での野球競技復活を目指す。王氏は「五輪は特別なもの。種目であるのとそうでないというのとでは、子供達全体が五輪種目だったらやるんだけど、というのはあると思う。あれだけ多くの競技が行われるなかで、我々が慣れ親しんだ野球が正式種目じゃないというのは、野球をやってきたものからしたらなんとかして戻したい」と思いを語っていた。

（ニッポン放送ショウアップナイター）