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社会人No.1左腕ほか、即戦力投手に期待 12球団・ルーキー名鑑2020【日本ハム】

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即戦力投手を中心に指名


 2020年の年明けから早1週間が経過。プロ野球界も2月1日の“球春到来”まで1カ月を切り、各球団が新シーズンに向けて再び動き始めている。

 なかでも注目を集めているのが、新入団選手たちの動向だ。いよいよはじまる「プロ1年目」に向けて、新たな拠点となる選手寮への引っ越しが話題に。早くも新人選手たちによる合同自主トレがスタートしている球団もあり、ファンにとってはキャンプを前に顔と名前と背番号を覚えていくチャンスになる。


 昨季リーグ5位に終わった日本ハムは、有原航平が15勝を挙げる活躍で最多勝のタイトルを獲得した一方、主力の故障もあって投手陣のやりくりに苦心。先発にリリーフ投手を立てて短いイニングをつないでいく「ショートスターター」戦法を取り入れるなど、様々な起用法を試しながらの戦いを強いられた。

 そんなこともあって、秋のドラフト会議では社会人から即戦力投手を中心に獲得。1位の河野竜生と2位の立野和明、4位の鈴木健矢には今季からすぐに戦力として加わってほしいというのが本音だろう。

 また、5位の望月大希もいわゆる“未完の大器”タイプではあるが、長身から投げ下ろす速球はプロでも通用するという見立ても。球団も「プロでの大化け」に大きな期待を寄せており、下位指名ではあるが、キッカケさえ掴めば1年目から戦力になっても不思議ではない。


日本ハムの新入団選手

※コメントはすべて新入団発表時のもの


▼ 1位:河野竜生(かわの・りゅうせい)
投手/21歳 左投左打 JFE西日本
背番号:28
<球団評>
社会人NO.1左腕で、即戦力として1年目から期待が大きい。140キロ台後半の速球を軸に、変化球も精度が高く、緩急を生かした投球スタイルで完成度の高さはトップクラス。高校1年時から名門のマウンドを任されるなど第一線を走り続けており、経験値を生かして一軍で通用する逸材だ。21歳という若さも魅力で、さらなる進化も見込める。

<コメント>
「新人王と2ケタ勝利を目標に設定して頑張っていきたい。特長は、どの打者にも強気で攻めていくスタイル。負けん気を前面に出していきたい」


▼ 2位:立野和明(たての・かずあき)
投手/21歳 右投右打 東海理化
背番号:33
<球団評>
手足が長くダイナミックなフォームの本格派で、スピンの効いた速球で抑え込む。昨年の日本選手権で150キロをマークし、延長12回を投げきって注目を集めた。低めへの制球力にも秀で、落差のあるスプリットも武器。変化球の種類も豊富で、打者に的を絞らせない投球が光る。期待十分の即戦力右腕。

<コメント>
「1年間、ケガすることなく戦い抜くことが1年目の目標です。直球の質を、さらに高めてプロで通用するようにしたい。1年間、チームの力になりたい」


▼ 3位:上野響平(うえの・きょうへい)
内野手/18歳 右投右打 京都国際高
背番号:48
<球団評>
小柄ではあるが、将来性あふれる遊撃手として高く評価。守備力は高校生ではトップクラスで、洗練されたグラブさばき、フットワークなど一連の動作は、見るものを魅了する。リードオフマンを務めるなど打者としても成長途上にある。主将を託されたリーダーシップ、意識も高く、次代を引っ張る内野手の主力候補として期待している。

<コメント>
「守備が売りなので、守備でお客さんを呼べるような選手になりたい。こつこつと努力できる所が自分の特長。少しでもチームの戦力になれるように頑張りたい」


▼ 4位:鈴木健矢(すずき・けんや)
投手/22歳 右投左打 JX-ENEOS
背番号:47
<球団評>
変則的な右サイドスローからキレのある球を投げ込む。木更津総合高に入学後、上手投げからサイドハンドに転向すると素質が開花。3年春の甲子園にも出場した。2017年には10代で侍ジャパン社会人代表に選出されるなど成長著しい。スライダーを内外角に投げ分ける制球力に加え、空振りを奪えるチェンジアップも武器。

<コメント>
「負けず嫌いな性格なので、ドラフトの順位関係なく、同期のみんなに負けないように頑張る。開幕一軍入りと、60試合登板が目標」


▼ 5位:望月大希(もちづき・だいき)
投手/21歳 右投右打 創価大
背番号:62
<球団評>
187センチの長身から繰り出す速球が魅力の本格派右腕。最速は146キロながら、真上から投げ下ろすフォームで球筋に角度があり、打者にとって打ちづらさを感じるピッチャーだ。スライダー、チェンジアップなど変化球もキレがある。高いポテンシャルを持ち、プロでさらに化ける可能性を秘める。

<コメント>
「角度のあるピッチングが自分のスタイル。来シーズンはチームの日本一に貢献できるようになりたい。将来的には新球場の開幕投手を目指したい」


▼ 6位:梅林優貴(うめばやし・ゆうき)
捕手/21歳 右投右打 広島文化学園大
背番号:65
<球団評>
秋季リーグ戦でサイクルヒットを放つなどキャプテンとしてチームをけん引する強肩捕手。2年時に正捕手の座を射止めると、春のリーグ戦でMVPに輝いた。その後もベストナインを受賞するなど2部リーグながら着実に実績を積み上げてきた。これまで注目度は高くなかったが、プロで力を発揮する資質にあふれる。

<コメント>
「まずはチームの雰囲気に慣れることが目標です。スローイングと守備、そして元気よくプレーする姿をみてほしい。北海道のようなスケールの大きな選手になりたい」


▼ 7位:片岡奨人(かたおか・しょうと)
外野手/22歳 右投左打 東日本国際大
背番号:67
<球団評>
今春まで主将を務め、南東北大学リーグ4季連続優勝を達成。打率4割超えの活躍で初のMVPにも輝いた。巧みなバットコントロールで広角に打ち分ける左打者。強い肩と脚力も兼ね備え、安定した守備も光る。札幌日大高時代は全道大会4強が最高成績だったが、着実に力をつけた。アグレッシブで強気な性格もプロ向きだ。

<コメント>
「足と肩、そして全力プレーが持ち味です。真摯に野球に向き合い、早く環境に慣れて、一日でも早く一軍に上がりたい。2023年の新球場では、上位打線を任せられる選手になりたい」


▼ 育成1位:宮田輝星(みやた・ほくと)
外野手/22歳 右投両打 福岡大
背番号:111
<球団評>
50メートル5秒台の俊足が売りの両打ちの外野手。右打席ではコンパクトなスイングを見せ、左打席では内野安打も狙えるなど、脚力を生かしたスイッチヒッターとして存在感を発揮。強肩が武器の守備も安定感がある。自らの存在価値を高めた「足」を生かした活躍に期待がかかる。

<コメント>
「育成の星となれるよう一日一日頑張りたい。自分の武器は足でグラウンドを駆け回っている姿を見てほしい。二軍で盗塁王をとって一軍でも3盗塁以上したい」


▼ 育成2位:樋口龍之介(ひぐち・りゅうのすけ)
内野手/25歳 右投右打 BCリーグ・新潟
背番号:112
<球団評>
横浜高では柳裕也投手(中日)と同世代の内野手。1つ上の世代となる近藤健介選手を目標にバッティングに磨きをかけてきた。今季のリーグ戦では打率、打点、本塁打いずれもトップクラスの好成績を残した。力強いフルスイングとガッツあふれるプレーが魅力のスラッガー。

<コメント>
「一日でも早く支配下登録されるようにように頑張りたい。体が小さくても広角に打てる打撃が特徴。下から這い上がっていきたい」


▼ 育成3位:長谷川凌汰(はせがわ・りょうた)
投手/24歳 右投左打 BCリーグ・新潟
背番号:113
<球団評>
最速153キロを誇るBCリーグNO.1右腕。大型の本格派でスライダー、フォーク、カーブでのコンビネーションを生かしたスタイルで、先発と中継ぎの両面での適性を併せ持つ。昨年指名漏れした悔しさをバネに、今年さらに総合力を上積み。同リーグで11勝を挙げ、北海道日本ハムファイターズOBの清水章夫監督とのプロ入りの約束を果たした。

<コメント>
「フォークが武器。ストレートとのコンビネーションを見てほしい。支配下登録を目指して、チームの優勝に貢献できるピッチャーになりたい」


【新人合同自主トレ】
・期間:1月8日(水)~29日(水)
└ 休日:10日(金)・14日(火)・18日(土)・22日(水)・26日(日)
※変更の場合あり

・場所:ファイターズ鎌ケ谷スタジアム

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