NICUを慰問した西武・増田達至

◆ 1試合につき2万円を寄付

 西武の増田達至投手(31)が8日、大阪府和泉市の大阪母子医療センターのNICU(新生児集中管理室)病棟、小児科病棟を訪問し、入院している子どもたち約60人と触れ合った。

 今回の訪問は、増田自身の子どもが過去に同病院のNICUに入っていたことから、同じ境遇の子どもたちとその家族、医療スタッフの方々の力になりたいという思いで実現。球団公式マスコットのステッカーやクリアファイル、自身のサインを入れた選手カードをプレゼントしたほか、記念撮影をするなど約2時間にわたって交流した。

 増田は2018年から西武が本拠地を置く埼玉県の「県立小児医療センター」と増田の家族がお世話になった「大阪母子医療センター」へ、登板試合数に応じた寄付を行っており、昨季は65試合に登板し、130万円の寄付を行っている。

 寄付と同じく2018年から続けている慰問を終え、「今年もこの病院を年始に訪問させていただき、1年がスタートしたという気持ち。毎年60試合以上に登板してチームに貢献し、子どもたちやご家族、医療スタッフの皆さんに勇気を与えられたらと思います」と活躍を誓った。

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