将来のスター候補に熱視線
2020年の年明けから早1週間が経過。プロ野球界も2月1日の“球春到来”まで1カ月を切り、各球団が新シーズンに向けて再び動き始めている。
なかでも注目を集めているのが、新入団選手たちの動向だ。いよいよはじまる「プロ1年目」に向けて、新たな拠点となる選手寮への引っ越しが話題に。早くも新人選手たちによる合同自主トレがスタートしている球団もあり、ファンにとってはキャンプを前に顔と名前と背番号を覚えていくチャンスになる。
昨季は2位に入り、史上初のクライマックスシリーズ本拠地開催を実現させたDeNA。しかし、勢いに乗って滑り込んできた阪神に飲み込まれる形で1stステージ敗退。最後は悔しい幕切れとなっている。
秋のドラフト会議では、1巡目でU-18侍ジャパンの森敬斗を指名。唯一の単独指名に成功した。走攻守すべてが超高校級で、加えてスター性あふれる華のあるプレーが特徴。アレックス・ラミレス監督も早くから「チームの将来を背負う」と大きな期待を寄せており、キャンプから一軍に抜擢する可能性も…という報道も出ているほど。端正な顔立ちもファンの間で話題になっており、1年目の春から注目を集めそうだ。
なお、DeNAの新人合同自主トレは8日からスタート。新しく生まれ変わったファーム施設「DOCK OF BAYSTARS YOKOSUKA」で開催されており、ファンにも公開されている。
DeNAの新入団選手
※コメントはすべて新入団発表時のもの▼ 1位:森 敬斗(もり・けいと)
内野手/17歳 右投左打 桐蔭学園高
背番号:6
<スカウト評>
走・攻・守、三拍子揃ったNO.1遊撃手。強力な足、肩を生かした躍動感のある守備力と、思い切りの良い打撃はレベルが高い。スピードのあるプレースタイルは魅力があり、将来のレギュラーとして期待。
<コメント>
「『泰銘』=調子に波があると活躍し続けることは難しいと考え、周りに流されず、一喜一憂しないという意味のある"泰"という字を選びました。また、野球は一つのプレイで流れが変わるので、自分のプレイで、周りの方々を魅了させる、ファンに感動を与えるという意味を"銘"という字に込めました。この2文字を自分の胸に刻んで、これから頑張っていこうと思います」
▼ 2位:坂本裕哉(さかもと・ゆうや)
投手/22歳 左投左打 立命館大
背番号:20
<スカウト評>
MAX148km/hのストレートが魅力の投手。制球力と安定感がともにある。140km/h台の直球はキレがあり、変化球を交えたクレバーな投球術が魅力。
<コメント>
「『躍動』=自分は、チームを勝利に導くゲームメイク能力が持ち味だと思っています。競争を勝ち抜いて、一年目から横浜スタジアムのマウンドで躍動する姿を見ていただけるようにという思いを込めました。ただ活躍するだけでなく、息の長い選手、日本を代表する左投手になれるように頑張っていきたいと思います」
▼ 3位:伊勢大夢(いせ・ひろむ)
投手/21歳 右投右打 明治大
背番号:13
<スカウト評>
スリークォーターから最速150㎞/hを超える馬力のあるストレートは迫力十分。課題の変化球も成長し、2019年度東京六大学野球秋季リーグ戦では先発で活躍。先発、中継ぎどちらでも1年目から活躍が楽しみなパワーピッチャー。
<コメント>
「『喜力』=自分が喜ぶ力ではなく、ファンの方々やチームメイトを勝利で喜ばせられる選手を目指したいと思い、この言葉を選びました。プロ野球という素晴らしい舞台で自分を堂々と出して、リリーフとして活躍したいです。プロでは特に、インコースをしっかりと攻めていきたいと思います」
▼ 4位:東妻純平(あづま・じゅんぺい)
捕手/18歳 右投右打 智弁学園和歌山高
背番号:57
<スカウト評>
選抜高等学校野球大会と全国高等学校野球選手権大会に5季連続出場。強肩で二塁送球も1秒8台を記録。小柄ながら、打撃でもホームランを兼ね備えた長打も魅力な強肩・強打の捕手。
<コメント>
「『前身』=チームを代表する正捕手になるために、一日一日、一歩でも前進できるようにとこの言葉を選びました。小さい頃から目標にしていたプロの世界で、やっとスタートラインに立てたのが嬉しいです。ファンの方には、フットワークや、目配り・気配りをいかした守備力、強肩を見てほしいと思います」
▼ 5位:田部隼人(たなべ・はやと)
内野手/17歳 右投右打 開星高
背番号:55
<スカウト評>
長身の大型遊撃手。長打も兼ね備えた、柔らかい打撃が魅力。粗削りな所はあるが、将来の遊撃手レギュラーとして期待できる素材。
<コメント>
「『結果』=これまで支えてくれた方々や、これからファンの方々に恩返しするには、結果を残さないといけないと思うので、しっかり練習していきたいと思います。肩の強さなど、守備の面で見せていきたいです。高校時代も縦縞のデザインでしたが、また違った重みのある、ベイスターズのユニフォームが似合う選手になりたいです」
▼ 6位:蝦名達夫(えびな・たつお)
外野手/22歳 右投右打 青森大
背番号:61
<スカウト評>
走・攻・守でそつがない。バットコントロールに定評があり、勝負強さを兼ね備えており、長打力もある。選球眼も良く、投手が嫌がる打者。守備力も高く、ランナーを先の塁に進ませない。走塁も積極性があり、少しの隙も見逃さない。
<コメント>
「『感謝』=たくさんの方々の支えがあって、今の自分があると思うので、プロではしっかり感謝の気持ちを忘れず、一生懸命プレイしていきたいと思います。まずは開幕一軍を目指して、自分の持ち味でもあるバッティングをしっかりアピールして頑張っていきたいです」
▼ 7位:浅田将汰(あさだ・そうた)
投手/18歳 右投右打 有明高
背番号:54
<スカウト評>
長身のスタイルから強い腕の振りで繰り出されるストレートは140km/h後半を計測する。ボールの角度もあり、変化球の精度が上がれば楽しみな素材。また、打撃センスもあり長打が打てる魅力もある。
<コメント>
「『全力』=この言葉通り、何事にも全力で取り組み、しっかり結果を残したいです。努力しないと上の舞台に立つことができないと思うので、一日でも早く一軍のマウンドに立てるように全力で頑張りたいと思います。自分は、ボールコントロールや、相手バッターに向かっていく気持ちが誰よりも強い自信があります」
【新人合同自主トレ】
・期間:1月8日(水)~1月30日(木)
└ 休日:12日(日)・17日(金)・1月22日(水)・27日(月)
※変更の場合あり
・場所:DOCK OF BAYSTARS YOKOSUKA