ニュース 2020.01.13. 17:16

3月20日開幕、24日間の長期中断…2020年の”五輪仕様”プロ野球日程

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東京五輪での金メダル獲得が期待される侍ジャパン

オープン戦も前倒しで開催


 2020年は東京五輪イヤー。日本野球代表「侍ジャパン」の金メダル獲得に期待がかかる一方で、NPBは約1カ月の長期中断を挟むなど異例シーズンを送ることになる。

 開幕戦はセ・パともに例年より早い3月20日。昨季の同29日開幕と比較してもだいぶ早い。これに伴い、各球団の実戦も前倒し。2月16日に行われる巨人-DeNA(那覇)がオープン戦の開幕戦だ。

 オープン戦の本格開始は2月22日からとなるが、どの球団も春季キャンプの早い段階から紅白戦、練習試合等の実戦形式に入ると予想される。この時期の実戦は若手にとってアピールの場。特に一軍当落線上の選手は早めの調整が求められる。

 開幕カードのうち、ヤクルト-阪神(神宮・13時開始)、広島-中日(マツダ・13時30分開始)、楽天-オリックス(楽天生命パーク・開始時間未定)は屋外球場。寒さも気になるところだ。

 交流戦は5月26日から、例年通り1カード3試合×6カードの全18試合を3週間で消化予定。そして7月18日が前半最終戦となり、7月19日はPayPayドーム、翌20日はナゴヤドームでオールスターゲームが行われる。

ハマスタと札幌Dは五輪会場、神宮は待機場所等に


 五輪開催に伴い7月19日から8月13日まで長期中断。DeNAの本拠地である横浜スタジアムは野球・ソフトボールの五輪会場になるため、DeNAは6月26日から行われる阪神3連戦、同29日から行われる中日3連戦を、いずれも東京ドームで代替開催。また、7月17日からの巨人2連戦はZOZOマリンで主催する。

 ヤクルトも五輪開催に伴い、本拠地・神宮球場が待機場所や資材置き場等として使用される。これにより、7月7日からの中日3連戦含む計4カードを東京ドームで代替開催。日本ハムの本拠地・札幌ドームは五輪のサッカー会場になるため、6月下旬から7月中旬までの間、釧路、帯広、旭川、東京ドームだけではなく、静岡、那覇でも主催ゲームを行う。

 後半戦は8月14日に始まり、クライマックスシリーズは10月24日、日本シリーズは11月7日開幕と、こちらは後ろ倒し。変則日程となる2020年の大まかなスケジュールは以下の通り。

【プロ野球:2020年シーズンの主な日程】

2月 1日:春季キャンプ開始
2月16日:オープン戦開幕
3月20日:セ・パ公式戦開幕
5月26日:交流戦スタート(6月14日まで※予定)
7月18日:前半戦終了
7月19日:オールスター第1戦(PayPayドーム)
7月20日:オールスター第2戦(ナゴヤドーム)
8月14日:後半戦開始
10月24日:クライマックスシリーズ開幕
11月 7日:日本シリーズ開幕
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