ニュース 2020.01.15. 17:00

貧打解消へ“超大物”がやってくる 12球団・“新加入”名鑑2020【オリックス】

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オリックスに加入するアダム・ジョーンズ

新チームの救世主候補は…?


 2020年の年明けから早くも2週間が経過。1月もあっという間に折り返し地点を迎え、2月1日の“球春到来”がいよいよ近づいてきた。

 新シーズンに向けて様々な準備を行ってきた各球団。なかでも大きな注目を集めるのが、“新加入選手”たちの動向だ。前年の反省、さらにはオフの動きを踏まえたうえで、足りない部分を埋める存在として期待を受けてやってくる男たち。期待に応えてチームの救世主となることができるのか、彼らの働きぶりがシーズンを左右すると言っても過言ではない。

 そこで今回は、“球春到来”を前に各球団の新加入選手をピックアップ。ここでは昨季パ・リーグ最下位に沈んだオリックスを取り上げる。


打線の破壊力アップへ


 オリックスの課題と言えば、やはり得点力。投手陣は若くして山本由伸と山岡泰輔がタイトルを獲得するなど、数年内の投手王国誕生を予感させるような突き上げが見られるなか、打線はチーム打率12球団ワーストの.242、リーグ最低の544得点と軒並み低調な数字に終わっている。

 そこで、オフに打って出た策が“超大物”の獲得。メジャー通算282本塁打のスター選手、アダム・ジョーンズの補強に成功した。

 メジャーでオールスターに5度選出されたという経歴を持つ、誰もが認めるスーパースター。ここ2年はシーズン本塁打が20本を切り、打率も下降気味ではあるものの、昨季も137試合に出場しているように現役バリバリ。久々の大物メジャーリーガーの来日はオリックスファンのみならず、全国のプロ野球ファンからの注目を集めている。

 また、メジャーでの実績はないものの、昨季は3Aで打率.321、19本塁打を記録したアデルリン・ロドリゲスも補強。こちらはまだ28歳と若く、環境に慣れることができれば、日本でのブレイクにも期待ができそう。主砲・吉田正尚を支える打線の新たな軸として、大きな期待がかかる。


オリックスの新加入選手


【投手】

▼ タイラー・ヒギンス
背番号:52
生年月日:1991年4月22日(28歳)
出身:アメリカ合衆国
投打:右投右打
身長/体重:190センチ/97キロ
※MLB出場歴なし
[昨季成績(AAA)] 33試(45.2回) 4勝1敗 防5.52
[マイナー通算] 116試(193.0回) 9勝10敗 防3.66

<コメント>
「はじめにオリックスのユニフォームを着て、オリックスファンの皆様の前でプレーする機会をくださった球団に感謝しています。私も家族も、日本でプレーすること、日本の文化を経験できることをとても楽しみにしています。今回の契約にあたり、携わっていただいた全てのスタッフの方への感謝とともに、必ず優勝の手助けができるよう、一生懸命がんばります」


【内野手】

▼ アデルリン・ロドリゲス
背番号:42
生年月日:1991年11月18日(28歳)
出身:ドミニカ共和国
投打:右投右打
身長/体重:191センチ/95キロ
※MLB出場歴なし
[昨季成績(AAA)] 75試 率.321(265-85) 本19 点64
[マイナー通算] 75試 率.321(265-85) 本19 点64

<コメント>
「まず、この度、日本でプレーする機会をくださった球団に感謝します。私のモットーは100%を出し切ることです。私の持っているすべてを試合で出し切り、チームの勝利に貢献できるよう、しっかりと準備をして、良いシーズンを過ごしたいと思います」


【外野手】

▼ アダム・ジョーンズ
背番号:10
生年月日:1985年8月1日(34歳)
出身:アメリカ合衆国
投打:右投右打
身長/体重:188センチ/98キロ
[昨季成績] 137試 率.260(485-126) 本16 点67
[MLB通算] 1823試 率.277(7009-1939) 本282 点945

<コメント>
「今回の決断は私の野球人生、家族の人生においてもとても大きな決断でした。メジャーリーグは私にも私の家族にとっても素晴らしいものでした。2003年に契約した日から、今年の最終打席までとても充実した道のりでした。それはかけがえのない最高の12年と139日でした。(中略)そして今、私の人生の新しいチャプターへ進む時が訪れ、メジャーリーグに“さよなら”を、日本プロ野球に“こんにちは”を言う時が来たのです。オリックス・バファローズが昔の強かった時代に戻るために私を必要としてくれ、私はその力になれるよう挑戦しようと決めたのです。オリックスは、その証拠に、私が日本で長くプレーできるよう強い意志を示してくれました。家族も私も、人生の新しいチャプターに進むことにとても、とても、わくわくしており、全力で楽しみたいと思います」

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