ヤクルト在籍3シーズンで400イニング超
昨季ヤクルトでプレーしたデービッド・ブキャナン投手(30)が韓国球界へ渡る。
複数の韓国メディアが16日、サムスンライオンズとブキャナンが来季の選手契約を結んだことを報道。その契約内容は、契約金10万ドル、年俸60万ドル、インセンティブ15万ドルなど、最大総額85万ドル(約9300万円)になると伝えられている。
ブキャナンはアメリカ出身の先発右腕で、2016年オフにヤクルトに加入。勝ち星には恵まれなかったものの、来日1年目から2年連続で150イニング以上に登板するなど先発ローテーションの柱として活躍し、2018年はチーム最多の10勝(11敗)をマークしていた。
来日3年目の昨季も投手陣を牽引する活躍が期待されていたが、下半身のコンディション不良で開幕に出遅れると、一軍復帰後も精彩を欠く投球が続き、自己ワーストの18試合登板、4勝6敗、防御率4.79という成績でシーズン終了。
球団は2020年シーズンへ向けて残留交渉を続けていたが、昨年12月13日に「自由契約」が公示され、その去就が注目されていた。
▼ ブキャナン・プロフィール
守備位置:投手
投 打:右投右打
身長体重:191センチ/90キロ
生年月日:1989年5月11日(30歳)
経 歴:ジョージア州大-フィリーズ-ヤクルト(17~19年)-韓国・サムスン(20年)
[2019年成績]
18試合(99回2/3) 4勝6敗 防御率4.79
[NPB通算成績]
71試合(433回2/3) 20勝30敗 防御率4.07