ウェイトトレやキャッチボールも
西武の渡辺久信GMが20日、「自律神経失調症」により治療に専念していた多和田真三郎投手(26)が、今月15日から練習を再開したことを明らかにした。
渡辺GMは昨年末、昨年9月に「頻脈性不整脈」と診断された多和田が「自律神経失調症」であることを公表し、「契約保留選手のまま、病状の回復を待つこと」を明かしていた。
現在は、肩まわりのトレーニングや有酸素運動、ウェイトトレーニング、キャッチボールも45メートルほどの距離でやっているとのこと。多和田の状態について渡辺GMは「まだ身体も良い時と悪い時があるので、いまはその経過を追っているところ」と語り、契約保留選手となっている現状については「チームの一員としてやっていけるという判断ができれば契約の話をする。焦らせるつもりはない」との方針を示した。
今後については「しっかり計画を立て、そのなかで対応していく」とのこと。逐一報告は受けているという渡辺GMは「まずは本人がしっかり練習できるということが大事」と、今後も変わらず見守っていく姿勢を強調した。