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派手さは控えめもきっちり活躍…?“東芝産ドラ1”西武・宮川にかかる期待

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5日、西武から指名挨拶を受けた宮川哲(東芝)

宮川・岡野ともにキャンプは一軍スタート


 長かったオフもゴールはすぐそこ。いよいよ“球春到来”、2月1日のプロ野球・12球団一斉キャンプインが迫ってきた。

 ここに来て続々とキャンプの一軍メンバーも発表されていくなか、やはり注目を集めるのはプロ1年目のスタートを迎えるルーキーたちだろう。

 やはり、4球団が1位で競合した佐々木朗希(大船渡高→ロッテ)をはじめ、奥川恭伸(星稜高→ヤクルト)といった高卒の大物が話題の中心になりがちではあるが、今回取り上げたいのが社会人の2人。西武の1位・宮川哲と、中日の3位・岡野祐一郎。初のキャンプでも一軍メンバーに名を連ねている球団期待の2人を輩出したのが、社会人の名門・東芝である。


東芝の1位と言えば…?


 かつて“東芝府中”の時代には落合博満や初芝清といった名スラッガーを、“東芝”となってからも坪井智哉や清水直之といった一流プレーヤーを輩出。社会人球界における名門としてプロ野球ファンにもお馴染みであるが、実は東芝から“ドラフト1位”でのプロ入りは宮川で7人目のことだ。


▼ 東芝からドラフト最上位でプロ入りした選手
1. 高代延博(内野手/1978年/日本ハム)
2. 川端 順(投手/1983年/広島)
3. 杉山賢人(投手/1992年/西武)
4. 高橋尚成(投手/1999年/巨人)
5. 香月良太(投手/2003年/近鉄)
6. 安達了一(内野手/2011年/オリックス)
7. 宮川 哲(投手/2019年/西武)


 ご覧のように、先に名前を挙げた落合や初芝、坪井に清水直といったところはドラフト1位ではない。3度の三冠王に輝いた落合はドラフト3位でのプロ入りで、その後にロッテで“偉大な先輩”・落合の背番号6を引き継ぐことになる初芝はドラフト4位だった。


 1位の選手を振り返ってみると、“第1号”の高代は選手時代もベストナインに輝くなどの実績はあるものの、どちらかといえば 指導者になってからより輝いた人物といえるだろう。NPB球団のほか、第2回WBCの時に日本代表のコーチとして世界一に貢献。その後は韓国でもコーチを務めるなど引く手あまたの名指導者で、現在は阪神のファームで若虎たちの成長を支えている。

 その後は投手が続いたが、もうひとりの野手といえば2011年のオリックスに入団した安達。近年は難病に悩まされたこともあったが、高い守備力を武器に正遊撃手として活躍。昨季は56試合の出場に留まっているものの、今季の復活に期待がかかる選手だ。  


大化けはなしも安定した活躍ぶり


 宮川と同じ投手では、川端が“第1号”の1位指名選手。先発・中継ぎ問わずに活躍を見せ、通算310試合に登板。2度の2ケタ勝利を挙げるなど、広島の投手陣を支えた。

 1992年に西武から1位指名を受けた杉山も、1年目から54試合に登板。これはリーグ最多の数字で、7勝2敗5セーブに防御率2.80という成績で新人王を受賞。キャリア通算333試合に登板している。

 高橋は巨人で3度の2ケタ勝利を挙げた後、2010年からはメジャーリーグに挑戦。海の向こうでも初年度から10勝をマークするなど、日米で存在感を発揮。明るいキャラクターでも人気を博した。

 また、厳密に言えば「ドラフト1位」ではないものの、“ドラフト最上位”である自由獲得枠で近鉄に入団したのが香月良太。今となっては「近鉄球団最後のドラフト最上位指名選手」となったわけだが、香月も1年目からいきなり47試合に投げるなど、プロ12年間通算で371試合に登板する活躍を見せた。


 球団を背負って立つ大エースに…とはいかずとも、期待に応えてしっかりと結果を残してきた東芝産・ドラフト1位の投手たち。特に西武は昨年も投手力に泣いてきただけに、宮川にかかる期待は大きい。

 中日に入団する岡野とともに、1年目からフル回転でチームを助けることができるか。今年のルーキーは“東芝出身”の2人にも注目だ。


東芝出身の現役選手


▼ 増井浩俊(オリックス/投手)
2009年・ドラフト5位(※日本ハム)

▼ 安達了一(オリックス/内野手)
2011年・ドラフト1位

▼ 谷岡竜平(巨人/投手)
2016年・ドラフト3位

▼ 宮川 哲(西武/投手)
2019年・ドラフト1位

▼ 岡野祐一郎(中日/投手)
2019年・ドラフト3位

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