西武は29日、今オフに獲得したショーン・ノリン投手(29)とコーリー・スパンジェンバーグ選手(28)の入団発表記者会見を球団事務所で行った。背番号は、ノリンが「49」、スパンジェンバーグが「22」になることが既に発表されている。
昨季は規定投球回に到達した投手が一人もいなかった先発陣の一角として期待されるノリンは「登板したときはチームに勝てるチャンスを与えること、あとは長いイニングを投げること」を今季の目標に掲げ、自身の投球スタイルについては「積極的に打者にアタックしていくタイプ」であると語った。
日本の野球については「レベルが高くて競争力もある。歴史もあってファンも情熱的」という印象を口にし、「成功するためには何が必要か?」との問いには「ここにいる理由があるはずなので、それを認識して実行することがカギだと思う」と答えるなど、クレバーな一面をのぞかせた。
渡辺久信GMも「日本の野球に対応できそうな頭の良いピッチャー」と印象を語り、「タイミング、テンポを変えて投げたり、投げる以外のけん制やクイックなど、日本で求められる部分もできる」ことが獲得の決め手になったとコメント。多くの外国人投手がストレスに感じる部分がない点にも期待を寄せた。
▼ ショーン・ノリン投手
生年月日:1989年12月26日(29歳)
身長体重:193センチ/113キロ
投・打:左投げ・左打ち
メジャー通算:8登板(31.1回)1勝3敗/防御率6.89
マイナー通算:154登板(622回)38勝26敗/防御率3.46
一方のスパンジェンバーグは「スパンジーと呼んでほしい。内野外野両方やります」と挨拶。内外野複数のポジションを守れることをあらためてアピールしつつ、「打撃面ではミートを重視している。足の速さも自分のストロングポイント」と語るなど、昨季の主戦場だったマイナーで28盗塁を記録した脚力にも自信を見せた。
渡辺GMも「意外と足に自信を持っている。たぶん、塁に出たら積極的に行くタイプだと思う」と語り、かつて西武に在籍し、セカンドへのヘッドスライディングが印象的だったヘルマンのように果敢に次の塁を狙うタイプではないかとの印象を口にした。
守備に関しても渡辺GMは「マイナーリーグのときに外野が多く、メジャーでは内野が多かった。内野もどこでも守れる。どこで使うかはわからないけど、いろんなポジションで彼のプレースタイルはアグレッシブ。どこでも平均より上のスキルは持っている」と語り、戦い方の幅を広げる貴重な存在になる可能性を示唆した。
また、打撃面では秋山翔吾選手が抜けた後の1番打者としての期待もかかるが、「キャリアの中では1~9番すべて打っている。最近も1番、2番を打っていた」と語り、どの打順でも問題ないことを強調。どのポジション、打順にも適応できるスパンジェンバーグがスタメンに名を連ねることになれば、昨季もリーグ最多の134盗塁を決めた西武の機動力野球に新たな戦力が加わることになるかもしれない。
▼ コーリー・スパンジェンバーグ選手
生年月日:1991年3月16日(28歳)
身長体重:183センチ/89キロ
投・打:右投げ・左打ち
メジャー通算:419試合 打率.256/29本/119打点/34盗塁
マイナー通算:534試合 打率.301/32本/250打点/142盗塁
なお、奥さんの出産により来日時期が未定となっている新外国人リード・ギャレット投手に関しては、2月5日頃の合流になるのではないかとみられている。
ノリン「長いイニングを投げたい」
昨季は規定投球回に到達した投手が一人もいなかった先発陣の一角として期待されるノリンは「登板したときはチームに勝てるチャンスを与えること、あとは長いイニングを投げること」を今季の目標に掲げ、自身の投球スタイルについては「積極的に打者にアタックしていくタイプ」であると語った。
日本の野球については「レベルが高くて競争力もある。歴史もあってファンも情熱的」という印象を口にし、「成功するためには何が必要か?」との問いには「ここにいる理由があるはずなので、それを認識して実行することがカギだと思う」と答えるなど、クレバーな一面をのぞかせた。
渡辺久信GMも「日本の野球に対応できそうな頭の良いピッチャー」と印象を語り、「タイミング、テンポを変えて投げたり、投げる以外のけん制やクイックなど、日本で求められる部分もできる」ことが獲得の決め手になったとコメント。多くの外国人投手がストレスに感じる部分がない点にも期待を寄せた。
▼ ショーン・ノリン投手
生年月日:1989年12月26日(29歳)
身長体重:193センチ/113キロ
投・打:左投げ・左打ち
メジャー通算:8登板(31.1回)1勝3敗/防御率6.89
マイナー通算:154登板(622回)38勝26敗/防御率3.46
スパンジー「足の速さもストロングポイント」
一方のスパンジェンバーグは「スパンジーと呼んでほしい。内野外野両方やります」と挨拶。内外野複数のポジションを守れることをあらためてアピールしつつ、「打撃面ではミートを重視している。足の速さも自分のストロングポイント」と語るなど、昨季の主戦場だったマイナーで28盗塁を記録した脚力にも自信を見せた。
渡辺GMも「意外と足に自信を持っている。たぶん、塁に出たら積極的に行くタイプだと思う」と語り、かつて西武に在籍し、セカンドへのヘッドスライディングが印象的だったヘルマンのように果敢に次の塁を狙うタイプではないかとの印象を口にした。
守備に関しても渡辺GMは「マイナーリーグのときに外野が多く、メジャーでは内野が多かった。内野もどこでも守れる。どこで使うかはわからないけど、いろんなポジションで彼のプレースタイルはアグレッシブ。どこでも平均より上のスキルは持っている」と語り、戦い方の幅を広げる貴重な存在になる可能性を示唆した。
また、打撃面では秋山翔吾選手が抜けた後の1番打者としての期待もかかるが、「キャリアの中では1~9番すべて打っている。最近も1番、2番を打っていた」と語り、どの打順でも問題ないことを強調。どのポジション、打順にも適応できるスパンジェンバーグがスタメンに名を連ねることになれば、昨季もリーグ最多の134盗塁を決めた西武の機動力野球に新たな戦力が加わることになるかもしれない。
▼ コーリー・スパンジェンバーグ選手
生年月日:1991年3月16日(28歳)
身長体重:183センチ/89キロ
投・打:右投げ・左打ち
メジャー通算:419試合 打率.256/29本/119打点/34盗塁
マイナー通算:534試合 打率.301/32本/250打点/142盗塁
なお、奥さんの出産により来日時期が未定となっている新外国人リード・ギャレット投手に関しては、2月5日頃の合流になるのではないかとみられている。