昨季最下位に終わったヤクルト。打線はバレンティンが退団したが、山田哲人、村上宗隆、青木宣親など強力だ。ただ投手陣はというと、昨季セ・リーグ最下位のチーム防御率4.78と苦しんだ。

　投手陣の台所事情が苦しい中で、楽天を自由契約となり今季からヤクルトでプレーする嶋基宏捕手には、投手陣を引っ張る存在になってほしいところ。嶋といえば楽天時代に、現在ヤンキースでプレーする田中将大、則本昂大らとバッテリーを組み、2013年には球団初のリーグ優勝、日本一に大きく貢献。長年楽天の投手陣を引っ張ってきた。

　3日に放送された『ザ・フォーカス フライデースペシャル』の『スワローズフォーカス』というコーナーに出演した嶋は「僕一人が入ったからといって特別大きく変わるというのは難しいかもしれないですけど、1試合に1点でも少なくすれば勝てるチャンスは増えると思います」と分析する。

　「チームとして逆転負けを減らすなどやっていけば、1勝ずつ積み重なっていければCS、優勝というチャンスが出てくるんじゃないかなと思います」と力強く話した。

（ニッポン放送ショウアップナイター）