ブルペンで種市の投球を注視
各球団のキャンプ地を訪問している侍ジャパンの稲葉篤紀監督が6日、第2クール初日を迎えたロッテの石垣キャンプを視察した。
視察後、報道陣の取材に対応した稲葉監督は「非常に若いチームでこれから楽しみな選手が多い」との印象を語り、ブルペンで投球を見守ったロッテ期待の右腕・種市篤暉投手についても「バランスよく力強い球を投げていた。ここまで順調そうにきている」と期待を寄せた。
また、「球のスピードや切れを含めてあの頃よりも成長している」と続け、2018年に行われたU-23ワールドカップで日本代表の一員として活躍した右腕の成長を実感。東京五輪に向けても、「候補選手にはずっと入っているし、ずっと見てきた。今年もしっかりローテを守りながらどういう活躍をするのか楽しみに見ていきたい」と注視しているひとりであることを強調。本人にも「しっかり見ているから」との言葉を送った。
ロッテのドラフト1位ルーキー、佐々木朗希投手とも会話を交わした稲葉監督は「少し緊張感があったようだけど、少しでもジャパンを意識してくれれば。私も期待したい一人なので、温かく見守っていきたい」とコメント。大きな注目を集めている黄金ルーキーにエールを送った。