オリックス・T-岡田

◆「開幕から143試合出れるように」

 オリックスのT-岡田選手(32)が9日、紅白戦で自身の誕生日を祝うバースデーアーチを放った。

 ファンから祝福の拍手が送られるなかダイヤモンドを一周。「(拍手は)聞こえてました。シーズンが始まって結果を出せればもっといただけると思うので、シーズン入ってからもしっかり結果を残していきたい」と、“今季第1号”を振り返りながら2020年の決意を口にした。

 22歳の若さで本塁打王に輝いた“ナニワの轟砲”も今年でプロ15年目。昨季は一軍でわずか20試合の出場で打率.120、1本塁打と不本意な成績でシーズンを終えていた。

 それでもプエルトリコのウィンターリーグ参加を経て迎えた今キャンプは「やらないといけないというか、やりたいことをしっかりやれている」と復活への手応えもある。

 「いい感じでバットも振れているので、良いことは継続していきたい。これから紅白戦も増えてくる。自分がどういう反応をするのか見ながら、どうやって修正していくかを意識しながらやっていきたい」と、己と向き合いながら、来る3月20日のシーズン開幕を見据えている。

 紅白戦後に今季の目標について問われると「数字の目標は特にないです」と語り、「しっかりキャンプ、オープン戦とアピールして、開幕から143試合出れるように頑張っていきたい」と力を込めた。

 

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