野球教室のロングティーで豪快なフェンスオーバーを披露したヤクルトの山崎(背番号31)

◆ キャンプ地の子どもたちと交流

 ヤクルトは9日、一軍のキャンプ地『ANA BALL PARK 浦添』で野球教室を行い、山崎晃大朗外野手(26)が子どもたちにプロのパワーを見せつけた。

 進行役を務めた山崎の「やるぞオラァ!」の掛け声で指導開始。子どもたちはまず、投手、捕手、内野、外野それぞれのポジションに分かれ、プロ野球選手に守備の基本を教わった。

 続くバッティング指導では、ホームベース周辺に子どもたちを集めロングティーを実施。選ばれた子どもたちが次々フルスイングをしたあと、最後に雄平が、お手本役として山崎を指名した。軟式用の金属バットを持った山崎は、初球こそ打ち損じたものの2スイング目にフェンス直撃の惜しい当たりを披露。そして3球目、力強く振り抜いた打球が外野フェンスを越えると、子どもたちだけではなく、スタンドからも大きな拍手が沸き起こった。

 野球教室終了後には浦添地区が主催する『第18回東京ヤクルトスワローズ旗争奪学童軟式野球大会』の表彰式が行われ、好成績を残した子どもたちには、プレゼンターを務めたヤクルトナインからメダルなどが授与された。

取材・文=上村祐作

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