野村氏の死を悼み、試合前に黙祷する阪神の選手やコーチ

◆ 日本ハムとの練習試合は5-0で勝利

 阪神は11日、日本ハムと練習試合(名護)を行い5-0で勝利。試合後には矢野燿大監督が取材に応じ、同日未明に急逝した野村克也氏の死を悼んだ。

「急なことでびっくりしたというのが最初です」と矢野監督。「『上手い者がレギュラーになれる、結果を残すんじゃない。頭で考えたらそういう選手たちに追いつける』と教えて頂いたのが野村監督だった。今こうやって監督という立場にならせていただいているのも、野村監督の考えがあってこそ。本当にお礼しかないです」と感謝した。

 試合前には野村氏の生前の写真がスクリーンビジョンに映し出され、両選手、スタッフ、観客らが黙祷。場内の全員がレジェンドの死を悼んだ。

 阪神は先発・飯田、2番手・青柳、3番手・浜地の3投手が、それぞれ3イニングを投げ完封リレー。打っては8番・梅野の中前適時打、2番・近本の2点適時二塁打、9番・島田の左前適時打などで計5点を奪い勝利した。

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