◆ 昨季はノーノー達成&最優秀防御率のタイトル

 中日の開幕投手に指名された大野雄大投手(31)が13日、自身3年ぶり3度目となる大役へ意気込みを語った。

 前日12日、与田監督から「開幕よろしく」と伝えられた左腕。一夜明け、「(開幕投手を)狙うと言っていたので、昨日、言われた時はうれしかった。しっかりとパフォーマンスを出せるように準備したい」と力を込めた。

 大野は2018年、6試合登板で0勝3敗、防御率8.56と低迷するも、与田監督が就任した昨シーズン、25試合の登板で9勝8敗、防御率2.58と復活。最優秀防御率のタイトルを獲得し、9月14日の阪神戦(ナゴヤドーム)では史上81人目となるノーヒットノーランを達成するなど、本来の姿を取り戻した。

 今季の開幕は東京五輪の影響で例年より早く、中日は3月20日の広島戦(マツダ)。指揮官は改めて「リーグ制覇のために軸になってもらいたい」と期待した。

もっと読む