オリックス・西村監督

◆ 順調かどうかはまだわからない

 オリックスは13日、春季キャンプの第3クール最終日を迎えた。

 ここまでの出来に関して西村徳文監督は「紅白戦を3試合しただけ、(総評は)対外試合に入ってからでしょうね」と話した上で、「太田(椋)のケガもあり、順調かどうかはわからないけれど、選手たちが目の色を変えてやっているというのは感じます」と語り、選手たちの今シーズンに懸ける気持ちをヒシヒシと感じているようだ。

 12日には、侍ジャパンの稲葉篤紀監督が視察に訪れ、山本由伸、山岡泰輔、田嶋大樹といった投手陣や、吉田正尚選手に熱視線を送っていた。その中でも『プレミア12』でセットアッパーを務めた山本について、稲葉監督は「基本はオリックスの先発というところで、オリンピックも先発で考えていきたい」と言及し、大きな期待を寄せるなど、対外的にも注目が集まったクールとなった。

 一方のファームでは、ドラフト1位の宮城大弥投手といったルーキーたちが歯を食いしばりながらプロの練習に食らいついていく姿が印象的で、宮城は「キツかったです」と苦笑いを浮かべながらも、「宮崎は暖かいからいいですね。大阪は寒かった」とコメント。防寒対策をして大阪にやってきた沖縄出身の左腕にとっては、日中には20度を超える宮崎の気候が合っているようだ。

 また、バリバリのメジャーリーガーとして来日したアダム・ジョーンズの加入も、チームに大きな影響を与えている。野手陣からは「AJ(アダム・ジョーンズ)が近くにいるだけで全然違う。とても社交的」といった声が上がるなど、チーム内の雰囲気は上々だ。13日には山岡が約40分に渡って即席のサイン会を行うなど、今年のキャンプでもファンサービスを「出来る限りやる」という姿勢は変わっていない。

 今クールでの入れ替えは「考えていない(西村監督)」とのことで、キャンプは15日から第4クールに突入する。対外試合も始まるここから終盤に向け、生き残りをかけた選手たちの競争も激しさを増していくことになるだろう。

取材・文=どら増田

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どら増田

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