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韓国球界のエースがNPB入り視野…「海外挑戦の最後の機会」

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昨秋のプレミア12では山田哲人の一発に泣いたヤン・ヒョンジョン

通算136勝“韓国のエース”


 今シーズン終了後に韓国球界のエースがNPBにやってくるかもしれない。

 昨秋の「プレミア12」韓国代表に選ばれていたヤン・ヒョンジョン投手(31=KIAタイガース)が今オフの海外球界移籍についてコメントし、日本球界入りの可能性について言及したようだ。韓国メディア「OSEN」が14日に報じている。

 ヤンは1988年生まれのサウスポー。高卒3年目で先発に転向し、2009年に初めて2ケタ勝利を挙げると、2014年シーズンからは6年連続で2ケタ勝利をマーク。昨季は29試合(184回2/3)に登板して16勝8敗、リーグトップの防御率2.29を記録しており、母国では“日本キラー”としても知られる左腕、キム・グァンヒョンと並んで通算136勝。「韓国のエース」と称されていた。

 昨年11月の「プレミア12」ではリーグ戦2試合(11回2/3)でわずか1失点と好投。侍ジャパンとの決勝戦にも先発したが、2点リードの2回に山田哲人に逆転3ランを浴び敗戦投手になっていた。


「私を望むチームがあるなら…」


 「OSEN」によると、ヤンがポスティング制度を申請した2015年オフにも日本入りの噂があり、当時はDeNAから2年総額6億円のオファーが届いていたと紹介。ヤンは2020年シーズン終了後にFA権を取得する見込みで、今オフの移籍について「米国と日本の両方を選択肢に慎重に考えている。大きな舞台を求めてメジャーリーグに挑戦してみたい気持ちもあるが、行き先がどこであれ、これが海外進出の最後の機会。私を望むチームがあれば、どこへでも行ってみたいと考えている」と、日本球界への移籍も視野に入れている考えを口にしたようだ。

 韓国プロ野球(KBO)から日本プロ野球(NPB)への移籍は近年頻発しており、このオフにも阪神にサンズ、巨人にサンチェスが加入。しかし韓国人選手に限ると日本よりもアメリカを目指す選手が多く、2014年から2シーズンに渡って阪神でクローザーを務めたオ・スンファン(現サムスン)を最後にNPBでプレーする選手が現れていない。(※2016年にプレーしていた元ロッテのイ・デウンと元ヤクルトのハ・ジェフンはKBO入団の前にNPB入り)

 このオフにはヤンとともに韓国球界を引っ張ってきたキム・グァンヒョンがカージナルスに入団し、長年の夢であったメジャー行きの夢を叶えた。ヤンも今年3月に32歳の誕生日を迎え、年齢的にも今オフが最後のステップアップの機会と考えている模様。今夏の東京五輪でも活躍するようなら、NPB球団から再び注目される存在になりそうだ。


▼ ヤン・ヒョンジョン
守備位置:投手
投  打:左投左打
身長体重:183センチ・91キロ
生年月日:1988年3月1日(31歳)
今季年俸:23億ウォン(約2億3000万円)

[2019年成績]
29試合(184回2/3)16勝8敗 防2.29 163奪三振

[プレミア12成績]
3試合(14回2/3)2勝1敗 防3.07 21奪三振

[KBO通算記録]
394試合(1813回2/3)136勝85敗9ホールド 防3.75 1524奪三振
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