広島・鈴木誠也

◆ 侍ジャパンの4番が貫禄のフルスイング

 広島は14日、コザしんきんスタジアムでロッテと練習試合を行い5-4で勝利した。主砲の鈴木誠也外野手(25)が2回に豪快な中越えソロをマーク。続く打席でも左翼ポール際へ大ファウルを放ち観客を沸かせた。

 佐々岡新体制初の対外試合。まず魅せたのは、やはり“日本代表の4番”だった。「4番・右翼」スタメン出場した鈴木は2回、ロッテ先発・唐川の初球をフルスイング。完璧に捉えた打球はバックスクリーン左へ吸い込まれた。

 4回の第2打席は2番手左腕・チェンと対戦。3ボール1ストライクからの5球目を叩いた打球は、左翼ボール際への大飛球。これは惜しくもファウルとなり最後は中飛に打ち取られたが、大飛球を連発し観客を沸かせた。鈴木はこの2打席でお役御免。試合後は室内練習場に入り、黙々とバットを振り続けた。

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