◆ 父・克也さんが虚血性心不全のため死去
楽天の野村克則作戦コーチが15日、沖縄でキャンプ中のチームに再合流した。11日に父・克也さんが虚血性心不全のため84歳で死去。改めて、偉大なる父との別れを報告した。
野村コーチは11日の朝に緊急帰京し、この日チームに再合流。午前中に報道陣の取材に応じ「昨日、見送りをさせていただいて、一段落ついたこともあって戻って来ました。チームにとっては大事な土台作りの時期だし、方向性もこの時期に決まる。もし父がいたら『こんなとこでゆっくりしてるな、早くチーム戻れ』と言うと思います」と話した。
今季に臨む思いを問われると「僕は入団当初から野村監督の下でやってきて、それがベースになっている。野村野球を次の世代に伝えていくことが僕の役割だと思っているし、いい結果を出して、いい報告ができるようにしたい」と誓った。
2017年12月には母・沙知代さんが死去。「ふたりとも亡くなってしまいましたから…。正直、気持ちの切り替えはすぐにはできないと思いますが、やはり野球が気持ち的な部分も変えてくれると思いますし、父も母を亡くしたとき、野球があったからこそ前向きに仕事ができたと思う。僕がここに立っていられるのも父のおかげ。少しでも恩返しできれば、と思っています」と言葉をつないだ。
取材・文=上村祐作