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ロッテ・菅野、打撃で存在感「毎日アピールしないと」

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ロッテの菅野剛士[撮影日=2020年2月9日]

対外試合でアピール


 「もっと良い打球を増やしていきたい。内容も良い打席を増やしていきたい」

 春季キャンプ二軍スタートだったロッテの菅野剛士が、猛アピールを続けている。

 2月8日に行われた楽天モンキーズとの国際交流試合では、試合前の練習の時点でファームで練習を積んでいたが、打撃練習後に一軍に呼ばれ、三家和真とともに一軍に合流。菅野は同日の試合に『7番・指名打者』でスタメン出場すると、最初の2打席はノーヒットだったが、第3打席に適時打、第4、第5打席は連続二塁打と猛打賞の大暴れ。翌9日の試合もマルチ安打と、楽天モンキーズとの国際交流試合の2試合は打率.500(10打数5安打)、1打点の活躍を見せた。

 第3クールからは一軍の練習に参加し、14日から始まった那覇遠征のメンバーにも選出された。15日の中日との練習試合では、『3番・右翼』で先発出場し、8回には木下雄介からライトスタンドに豪快な一発を放った。ここまで対外試合4試合に出場して、打率.471(17打数8安打)、1本塁打、2打点の成績を残している。


まっすぐを1球で仕留める


 菅野はプロ2年目の昨季、ファームで打率3割をマークしたが、一軍では、打率.197、3本塁打、7打点に終わった。

 シーズン終了後に、一軍で活躍するために、「体が資本だと思うので、いつも良い状態で臨めるようにしないといけない。活躍している人たちは、技術がすごい。技術もまだ足りていないので、その技術をいろいろ研究しながら、やらなくてはいけないという感じです」と話していた。

 そして、このオフは「強いまっすぐを1球で仕留める練習をしていました」とミスショット、甘い球を打ち逃さないよう、徹底的に意識して取り組んだという。

 ロッテ浦和練習場で行っていた1月28日の自主トレ、2月の春季キャンプでの打撃練習を見ても、力強い打球を放っているように見えた。そのことを本人に伝えると、「1球しかチャンスがこない。そのボールを1球で仕留められるような練習をしています」と返ってきた。ここでも、1球で仕留められるような練習ということを口にするなど、このオフは徹底的に1球で仕留めることを意識付けしてきたことがこちらにも伝わってきた。


ライバルが加入


 今季はソフトバンクからFAで福田秀平、ドラフトでは8日の楽天モンキーズ戦中に右手有鈎骨骨折してしまったが、同日の試合でマルチ安打を放った高部瑛斗と、菅野と同じ“左打ちの外野手”が加わった。

 「本当にライバルが多いので、僕も毎日アピールしないと出られない。毎試合チャンスをもらったら、そこで結果を出すことだけ考えながらやっています」。

 春季キャンプ中には、ファーストで守備練習を受ける場面もあった。本人は「内野の動きも外野に繋がったりするので、外野でも活きるように内野の練習をしています」と明かす。

 今季はプロ3年目ではあるが、大学・社会人を経てプロ入りしているため、5月で27歳となる。「良い1年にできるように、スタートダッシュできるように、僕はアピールし続けたいと思います」。ライバルとの競争に勝つために打って打って、打ちまくる。

取材・文=岩下雄太
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