先発転向2年目、ローテ入りへ前進
中日の福谷浩司投手(29)が17日、DeNA二軍との練習試合(沖縄・宜野湾)に先発登板。チームが4-12と大敗する中、3回2安打無失点6奪三振の快投を見せた。
福谷は初回、先頭の森、続く桑原に連打を浴びたものの、無死一、二塁から3番・関根、4番・細川、5番・倉本を3者連続三振斬り。得点圏に走者を置いてから、落ち着いた投球を披露した。2回は7番・山本を空振り三振に仕留めるなどテンポ良く3者凡退。3回も一死から1番・森、2番・桑原を連続三振に仕留め奪三振ショーを展開した。
この日は強風が吹き続ける難しい状況で、中日投手陣は2番手以降の松葉、谷元、小熊、祖父江が全員失点。それだけに、福谷の安定感が光った。
門倉投手コーチは「強いボールを自分の思ったところに投げられていた」と高評価。先発転向2年目の右腕が調子を上げてきた。