気温13度と冷え込み両軍とも打線は沈黙
ヤクルトが『ANA BALL PARK 浦添』で行われたDeNAとの練習試合に1-0で勝利。6投手による継投でスタメンに主力が並んだDeNA打線を完封した。
先発したのは40歳のシーズンを迎えた石川。ベテラン左腕は走者を背負う投球が続いたが、要所を締め2イニングを2安打1死球無失点。今季初実戦で持ち前の打たせて取るピッチングを披露し、「狙う」と公言している開幕投手へ一歩前進した。
2番手は2年連続の開幕投手を目指す小川。こちらはテンポの良い投球で2回を投げ無安打無失点。四球を1つ与えたものの安定した内容で、上々の今季初実戦となった。3番手のスアレスも長打を1本許したものの、力のある真っ直ぐを軸に2回無失点。7回以降は今季も勝ちパターンとして期待される近藤、石山、マクガフが1イニングずつゼロを刻み、6投手でDeNA打線を散発の4安打に封じた。
気温13度と冷え込み、両チームとも打線が沈黙したこの試合。両軍通じて唯一の得点は、2回裏に飛び出したヤクルト・西田の左越えソロ。西田は第2打席でも中前打を放ち、4打数2安打1打点とアピールした。