3年ぶりの大役、そして通算200勝へ
ヤクルトの石川雅規投手(40)が18日、DeNAとの練習試合(沖縄・浦添)に先発登板。今季初の実戦登板を2回2安打無失点で終えた。
石川は初回、一死から2番・オースティンに二塁打を許すも、3番・ソトを右飛に仕留めタッチアップで二死三塁。4番・佐野は死球で一、三塁としたが、5番・ロペスを右飛に退けピンチを脱した。2回は先頭の6番・宮崎に中前打を許したが、続く戸柱を「狙い通り」と一ゴロ併殺斬り。最後は8番・柴田を遊ゴロに仕留めゼロを並べた。
1月22日に40歳の誕生日を迎えた左腕。今季初実戦を振り返り、「逆球もあったけどストライクゾーンにしっかり投げられた。ゼロに抑えられたのが一番。走者を出しても本塁に返さないことが重要」と話した。
自身3年ぶり9度目の開幕投手、そしてあと29勝としている通算200勝へ――。19年目を迎えた大ベテランが上々のスタートを切った。