ロッテ・レアード

 今季もレアードが“寿司ポーズ”を披露する場面が増えれば増えるほど、ロッテの得点力アップ、長打力アップ、勝利につながることだろう。

 移籍1年目となった昨季は、楽天との開幕戦で値千金の逆転3ランを放つなど、3・4月を終えた時点で打率.352、8本塁打、19打点の大暴れ。5月に入ってからは好不調の波がやや大きかったが、期待された長打力という面では32本の本塁打を放った。ちなみに球団では、05年のイ・スンヨプ以来となるシーズン30本塁打をクリアだった。

 ロッテ2年目となる今季も、昨季レアードに次ぐチーム2位の24本塁打を放った井上晴哉とともに“攻撃面”で、引っ張っていって欲しいところ。

 そのなかでもレアードに、期待するのはもちろん“長打力”。マリーンズでシーズン35本塁打以上を放った選手は、04年のベニー(35本塁打)、40本塁打以上は86年の落合博満(50本塁打)まで遡らなければならない。

 昨季は32本塁打を放ったレアードの来日後シーズン最多本塁打は、日本ハム時代に本塁打王に輝いた16年の39本塁打だ。40本塁打を放つことができれば、おのずとチームも優勝争いに加わることができるだろう。最近5年間でシーズン40本塁打以上放った選手を見ても、サンプル数は少ないが、18年のDeNA以外は全てAクラスに入っている。

▼ 最近5年間で40本塁打以上放った選手
※年度:本塁打数 / チーム順位

筒香嘉智(当時DeNA)
16年:44本 / 3位

山川穂高(西武)
18年:47本 / 優勝
19年:43本 / 優勝

ソト(DeNA)
18年:41本 / 4位
19年:43本 / 2位

坂本勇人(巨人)
19年:40本 / 優勝

 レアードは「40本打てたら、それに越したことはないですけど、まずは30本を目標に毎年やっています。そこに向かっていって、そのなかで40本塁打打てたら嬉しいです」と意気込んだ。また残り37本塁打で通算200本塁打となり、こちらの記録にも注目だ。

 今季に向けて「守り、長打、打点、コンスタントに貢献できるシーズンにしたい」と決意を述べたレアード。三塁には将来のマリーンズの4番打者として期待される安田尚憲がいるが、レアードにはまだまだ若手に負けていないというところを見せて欲しい。

 チームとしては昨季、あと一歩のところでAクラス入りを逃した。レアードのバットで、1試合でも多くチームを勝利に導いてもらいたい。

取材・文=岩下雄太

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