捕手としてチャンスの年も…
楽天は26日、岡島豪郎選手(30)が「右第一指末節骨骨折」と診断されたことを発表した。
岡島は2011年のドラフト4位で楽天に入団。2013年に規定打席未満ながら打率.323とブレイクしてチームの優勝・日本一に貢献すると、翌2014年にはレギュラーとして自己最多の142試合に出場。打率.283にキャリアハイの7本塁打・53打点をマークするなど、チームの中心選手へと成長を遂げた。
ところが、以後は背中や腰の故障、不調にも悩まされてレギュラーを守り抜くことができず。2016年からは3年続けて100試合以上に出場も、2018年は打率.190と本調子には程遠く。
昨季は捕手への復帰を目指して登録ポジションを変更、背番号も「27」に変更して心機一転、復活を目指したが、開幕前と開幕直後に肩・肘の手術を立て続けに受けたこともあって前半はまるっとお休みに。夏場にようやくファームで実戦復帰を果たすものの、プロ入り後初となる一軍出場ゼロに終わっている。
今季は長年チームの扇の要を務めた嶋基宏が退団するなど、捕手・岡島にとってはこれ以上ないチャンスとなったシーズン。逆襲に燃える想いも強かったなか、今年も開幕前に無念の離脱を余儀なくされる。
25日に東京都内の病院を受診したところ、「右第一指末節骨骨折」との診断を受け、「復帰まで4週を要する見込み」とのこと。今季も苦しいスタートになってしまった。