某テーマパークに対抗?
上原浩治氏が27日、都内で行われた『2020年スカパー!プロ野球メディアラウンドテーブル』にゲストとして登壇。この度、「スカパー!プロ野球イメージキャラクター」に就任することが発表された。
2020年も、テレビやスマホでプロ野球全12球団公式戦の放送・配信を行っていく「スカパー!」。2月27日(木)からは新テレビCMの全国放送もはじまるというなか、上原氏がその新CMに出演することに。会場ではCM動画のお披露目も行われた。
突然の“抜擢”には、「思い切ったことしましたよね…。僕でいいんですかね…」と正直な戸惑いを口にしながらも、完成したCMについては「わざわざアメリカまで来て撮影もしてくださって、恥ずかしいんですけど、良い仕上がりにしていただきました」とコメント。
“イメージキャラクター”という肩書きについては、自身の地元である関西圏では遊園地・ひらかたパークの『ひらパー兄さん』が有名ということで、「向こうはジャニーズの方がやってますので、僕は『スカパー!兄さん』で頑張ります!」と意気込みを語っている。
注目のチーム、選手は…?
つづいて行われたトークセッションでは、「今季注目しているチーム、選手は?」という質問が。上原氏が挙げたのは、「セ・リーグは中日、パ・リーグはロッテ」という2チームだった。
中日については、「Bクラスが続いていますけど、全体的には良い選手が多いんですよね。ちょっと噛み合えば上位進出も見えてくると思います」とポテンシャルを高く評価。注目選手には「京田陽太選手、高橋周平選手、あとは平田良介選手も、良いバッターが多いですよね。あとは根尾昂選手がこの中でいかに出てくるか、楽しみにしています」とポイントを挙げる。
続いて、パ・リーグのロッテは「何と言っても補強ですね。注目選手も補強組です。元々いた選手たちと合わさって、どう機能するのか。ここにかかっていると思います」と説明。
また、大きな注目を集めているドラフト1位ルーキーの佐々木朗希投手については、「キャンプで投げる度に話題になってますからね。それだけですごいなぁ、と」とし、「その分、あまり投げる回数は多くならなかったかなと。球団の考えもあるんでしょうけど、しっかりと投げている姿を見ないことには、まだどうにも」と、現状の評価については難しいとしたが、「素材としては当然(素晴らしい)。すごく楽しみです」と今後に期待を寄せた。
無観客開催は「選手にとっては寂しい」
「新型コロナウイルス」の脅威がプロ野球界にも影響を及ぼし、26日にはオープン戦の無観客開催が決定。前代未聞の状況に、上原氏も「無観客というのは、選手にとっては寂しいですよね」と語る。
今年は夏場にオリンピックが控えていることもあって、プロ野球の開幕も3月20日と例年より早めに設定されており、キャンプやオープン戦といった各スケジュールも全体的に前倒しに。ただでさえ難しい調整となっているなか、「ファンの方々がいるなかでやってきた選手たちですから、気持ち的に盛り上げていくのも難しくなりますよね」と、調整への影響についても言及。
つづけて、「やはり実戦で仕上げていくものなので、ひとまず試合ができるというのは大きいと思います」と語り、「前例のないことなので、ある意味見ものですよね。スカパー!の中継は問題なくあるとのことなので、そういった部分も注目になると思います」と、最後はイメージキャラクターとして宣伝も忘れなかった。