DeNA・浜口遥大

◆ DeNA・濱口「高3の夏以来に来ました」

 29日にみどりの森県営球場(佐賀)で予定されていた西武対DeNAのオープン戦(12時30分)は雨天のため中止となった。

 佐賀はNPB球団が本拠地を置いておらず、普段は試合を開催しない地域だが、スポーツイベントなどの誘致を行う「佐賀県スポーツコミッション」の取り組みによって、2017年に西武対広島のオープン戦が実現。

 このカードは2018年にも開催され、西武を率いる辻発彦監督が小城市出身、広島の緒方監督(当時)が鳥栖市の出身ということもあって、地元での直接対決に盛り上がりを見せていた。

 3年連続でオープン戦開催となった今回は、辻発彦監督が率いる西武と、佐賀県出身の現役選手が在籍するDeNAのカードに。

 DeNAには唐津市出身の宮﨑敏郎内野手(31・厳木高)と、基山町出身の濱口遥大投手(24・三養基高)が所属しており、地元凱旋に期待が高まっていた。

 しかし、26日に新型コロナウイルスの感染拡大を受けて「無観客試合」での開催が決定し、試合当日はあいにくのお天気で中止。

 先発登板が予定されていたDeNA・濱口は、前日の28日に球団公式Twitterにて「よかばい!」「高3の夏以来に来ました。きょう調子も良かったですし、佐賀の空気は合ってるなと。また明日頑張りたいと思います」と笑顔をみせていたが、8年ぶりの地元登板とはならなかった。

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