仕上がりの良さをアピール
マリナーズの菊池雄星投手(28)が現地時間28日(日本時間29日)、ダイヤモンドバックスとのオープン戦に先発登板。3回途中まで投げて1失点の内容で、今オープン戦初勝利を挙げた。
前回の初登板では最速155キロをマークしながらも、1回1/3を投げて3失点で黒星を喫していたメジャー2年目の左腕。この日も早い時期からスピードとパワーの乗ったボールを投げ込み、初回はゴロアウト3つで三者凡退。2回は四球を2つ出しながらも、アウトはすべて三振で奪う力投を見せ、2回を投げて無安打の好スタートを切る。
しかし、3回に一死からスターリング・マルテに二塁打を浴びると、この日はここで降板。後を受けた投手が適時打を許したため、走者を残した菊池に失点1がついた。
この日は2回と1/3を投げて被安打1、与四球2、3奪三振で1失点。この日も力強いボールを投げ込み、仕上がりの良さをアピールすることに成功。また、チームがそのまま勝利を収めたため、白星も付いている。