オープン戦の打率は.286に
レッズの秋山翔吾選手(31)が現地時間2日(日本時間3日)、ドジャースとのオープン戦に「1番・中堅」で先発出場。打っては2打数1安打、守りでは正確な送球で初の補殺をマークするなど、攻守で存在感を示した。
この日も1番でスタメンに名を連ねた男は、第1打席でメジャー通算150勝をマークしているデービット・プライスと対決。昨オフ最大のトレードでムーキー・ベッツとともにドジャースに移籍した快速左腕に対してはしっかりとボールを選び、四球をゲット。仕事を果たすと、後続の適時打で先制のホームイン。得点も記録した。
さらに2回、第2打席では代わったライアン・モズリーから投手強襲の安打。これで2試合連続の安打もマーク。第3打席は三ゴロに倒れたが、この日は2打数1安打、1四球で1得点。オープン戦の打率を.286としている。
また、この日は守備でも存在感を見せた。
3回表、二死走者なしからキケ・ヘルナンデスが左中間に弾き返す安打。捕球した秋山の守備位置を見たヘルナンデスは一気に一塁を蹴って二塁に突入してくるも、秋山は素早く正確に返球。進塁を阻止した。
日本時代と変わらず、安定したパフォーマンスで新天地での評価も上々。日本人選手初となるレッズでのメジャー公式戦出場に向けて突き進んでいる。