巨人・髙橋優貴 (C) Kyodo News

◆ 2年前のドラフト1位

 巨人の髙橋優貴投手(23)が3日、札幌ドームで行われている日本ハムとのオープン戦に先発登板。2回を投げて奪三振1、無安打・無四球の無失点という完ぺきな投球を見せた。

 東海大菅生高から八戸学院大を経て、2018年のドラフト1位で巨人に入団した2年目の左腕。昨季はルーキーイヤーながら開幕ローテーションに入ると、初登板・初勝利を含む5勝の活躍。日本シリーズでも登板を果たすなど、多くの経験を積んだ。

 迎えた2020年、先発陣の柱としてセ・リーグ投手三冠に輝いた山口俊がメジャー挑戦のため退団。先発陣の底上げが急務となるなか、当然この髙橋にかかる期待は大きくなる。飛躍の2年目へ、首脳陣の求めるものも大きく、2月23日の楽天戦は結果こそ4回を投げて1安打、無失点という好投だったが、原辰徳監督は「スタミナ」の不安を指摘。イニングが進むにつれて球威を落とした面を課題に挙げられていた。

 この日は初回、オープン戦好調な渡邉諒を含む上位打線をサクサクと3人で抑えると、2回も中軸を相手に外野フライ2つと空振り三振でわずか10球の三者凡退。上々の滑り出しを見せる。

 さぁこれから……と思われたところ、この日はここまででお役御免。課題に挙げられた“スタミナ面”の改善をアピールする機会はなかったが、2回を27球で打者6人をパーフェクトに封じ込める見事な投球。仕上がりの良さはアピールすることに成功した。

 チームでは、同期入団で高卒2年目の戸郷翔征が開幕ローテ入りへ良い投球を続けており、開幕まで3週間を切ったところで先発陣の争いはさらに激化。生き残りをかけたサバイバルが続いている。

 昨季のドラ1左腕は2年連続で開幕ローテのイスを掴み、今季はシーズン通しての活躍を見せることができるか。引き続き注目が集まる。

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ベースボールキング編集部

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