今井達也
西武・今井達也 (C) Kyodo News

◆ 制球に苦しみながら奮闘

 西武の今井達也投手(21)が4日、ナゴヤ球場で行われている中日とのオープン戦に先発登板。3回を投げて与四球が4つと制球に苦しみながら、なんとか1失点でまとめる力投を見せた。

 作新学院高から2016年のドラフト1位で西武に入団したプロ4年目の右腕。昨季は自己最多の22試合に登板して7勝(9敗)を挙げ、自身初の完封勝利も達成するなど、着実に成長の跡を見せた。

 今季はローテーションの定着、さらには自身初の2ケタ勝利というところにも期待がかかるなか、迎えたオープン戦の初登板。前日好投した髙橋光成に続きたいところだったが、この日は雨の影響もあってか立ち上がりから制球に苦しむ。

 初回、先頭の大島洋平に対してはいきなりの3連続ボール。そこからフルカウントまで持ち込むと、最後はセンターへの安打を許してしまう。

 その後、高橋周平の打席で捕手の森友哉が大島の盗塁を阻止してくれたが、高橋は歩かせて再び走者を一塁に。さらに暴投で走者を進めてしまうと、福田永将に対してもフルカウントに。ここは変化球を振らせて空振り三振に仕留め、つづくダヤン・ビシエドを投飛に打ち取ってピンチを脱したが、1回だけで23球を要するなど、苦しい立ち上がりとなる。

 2回も先頭の阿部寿樹に二塁打を浴び、いきなりピンチからのスタート。平田良介には四球を与え、犠打で一死二・三塁とピンチ拡大。モイセ・シエラは遊ゴロに打ち取るも、この間に走者が還って1点を失う。

 さらに9番の木下拓哉にストレートの四球を与えてしまい、二死ながら一・三塁とピンチを拡げたが、トップに返って大島は右飛に打ち取り、なんとか1点で食い止めた。

 3回も先頭の高橋は打ち取りながら、つづく福田にストレートの四球。ビシエドも右飛に打ち取ったものの、初球から3連続ボールと危うさを見せ、3回終了までに要した球数は55。被安打は2本に抑えるも、4つの四球を与えるなど、苦心のマウンドとなった。

 試合は4回裏終了後、強くなった雨のためノーゲームに。今井の投球にも少なからず雨の影響があったことだろう。その中でも、苦しみながら試合を壊さずに投げることができたという点は、収穫として捉えることもできる。

 あとは体調を崩さず、次回の登板で立ち直った姿を見せることができるか。開幕前ラストの登板となるであろう、次のマウンドに注目だ。

この記事を書いたのは

ベースボールキング編集部

ベースボールキング編集部 の記事をもっと見る

【PR】埼玉西武ライオンズを観戦するなら「DAZN Baseball」

DAZN BASEBALL

西口文也新監督の下、新たなチーム作りを進める西武。今井達也を軸とした投手陣の整備、外崎修汰の復活、助っ人外国人の活躍が上位進出へカギを握る!

「DAZN Baseball」とは、月額2,300円(税込)でDAZNのプロ野球コンテンツをすべて楽しめるプランです(月々払いの年間プランのみ)。

プロ野球だけを楽しみたい方は、月額4,200円(税込)のDAZN Standard​よりも1,900円お得に視聴できます。

POINT

ペナントシリーズ、交流戦、CSまで余さず堪能できる!

② オフシーズンもドキュメンタリーやバズリプレイなどコンテンツが充実!

毎月2,300円でライブ配信・見逃し配信・ハイライトまで視聴可能!

楽天モバイルなら追加料金ゼロで
パ・リーグが楽しめる!【PR】

楽天モバイル パ・リーグSpecial

楽天モバイルに申し込み「Rakuten最強プラン」を契約すると、公式戦やオリジナル番組を追加料金0円で楽しめます。携帯キャリアを乗り換えず、「デュアルSIM」としての契約もおすすめ。パ・リーグをお得に観戦できるチャンスをお見逃しなく。

POINT

① パ・リーグ主催の公式戦・オリジナル番組が見放題!

② 見逃し配信にも対応! スマホやTVなど好きなデバイスで視聴可能!

③ キャリア乗換不要。お得で手軽な「デュアルSIM」契約もオススメ!

もっと読む